グリーンピース;チェルノブイリの今 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)



25年を経て繰り返されたレベル7原発事故 チェルノブイリと福島
「チェルノブイリ原子力発電所事故から25年」


2011-04-20
史上最悪の原発事故だった“チェルノブイリ”から25年、わたしたちはいま、おそらくチェルノブイリよりも深刻な事故を経験しています。

両方とも、IAEA INESのスケールで、レベル7。
グリーンピースは、3月24日の時点でレベル7であると評価していましたが、日本政府はそれより3週間遅れで認めました。

レベル7を宣言した今でも、日本政府や原子力産業界は東京電力福島第一原子力発電所事故とチェルノブイリ原子力発電所の事故は違うと言い続けています。

しかし、同じ苦しみが繰り返されています。
命とくらしがこれから何年先もおびやかされ、放射性物質の大量放出、長期にわたる汚染や健康被害が心配されます。

チェルノブイリの場合、原子炉の炉心にある放射性物質の5~30%が事故のあいだに放出されたと推定されています。
この結果、放射性物質は高く舞い上がり、汚染は遠くまで広がりました。
福島第一原発事故の場合、チェルノブイリよりも周辺の人口密度が高く、原子炉が抱える放射性物質の量は遥かに多くあります。
またチェルノブイリと違い、海にも高いレベルの放射性物質を放出しました。
これは、食物連鎖を通した内部被ばくの経路です。
しかも、福島第一原発の事態はまだ安定していません。今後、より深刻な事態も起こりえます。

チェルノブイリの教訓は、原子力は電気をつくるには危険すぎる技術である、ということでした。

チェルノブイリ事故の影響で、世界の多くの国々で、原発計画の中止が相次ぎました。
それは、ソビエト連邦の終焉にも影響を与えました。
しかし、日本、欧州、米国など多くの政府は、チェルノブイリの教訓に耳を貸しませんでした。
そして2011年3月、福島第一原発事故が起き、「西側の原子炉は安全だ」という神話が崩壊したのです。

25年前にとるべき選択は明確でした。
25年たったいま、それはより説得力を持つものになっています。
エネルギー政策は、自然エネルギーとエネルギーの効率化を基本としたものでなければなりません。

http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/energy/dirty_energy/chernobyl/

-----からの抜粋。全文はグリーンピースサイトへ。

※虹の戦士号は、政府の許可を受けることが出来て、福島の海を調査しますが、
活動範囲の条件付き許可で、より正確で詳細な調査のためには問題があります。
グリーンピースジャパンでは、この海洋調査の結果をもって、漁師さん達の
暮らしを補償するためのデータに役立てる計画です。

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