1億総活躍社会=全体主義 | 真の国益を実現するブログ

真の国益を実現するブログ

真の国益を実現するため、外交・国防・憲法・経済・歴史観など
あらゆる面から安倍内閣の政策を厳しく評価し、独自の見解を述べていきます。

頭の悪い安倍晋三が、また危険な思想を発露しました。

以下は、演説の引用です。

 日本に戻れば10月であります。新しい三本の矢によって、少子高齢化という構造的な課題にチャレンジする、「1億総活躍」の時代をつくり上げていくための新たなスタートを切りたいと考えています。心機一転、まずはそのための新しい体制を整えていきたい。帰国次第、内閣改造を行う考えであります。その際、「1億総活躍社会」づくりに腰を据えて取り組むため、新たに担当大臣を設ける考えであります。

・・・いかがでしょうか?

確かに、働くことは義務です。それは否定しません。

しかし、主婦や子育てなどの、「ビジネス以外の仕事」もあることを、安倍晋三は理解していません。夫婦で働くことを否定はしませんが、女性が主婦・子育てをすることも「立派な仕事」であると、理解しておかなければなりません。

また、今までであれば定年退職していた高齢の方にも、安倍は働いてもらおうと考えているのでしょう。しかし、全員が全員、高齢になっても働けるほど健康であるわけではないのです。

どうしても働けない・・・そういった事情がある人のために、生活保護という制度があります。しかし、多くの報道があるように、「生活保護を受け取る前に、『女としての』商売をすれば?」といった発言があったり、わざと生活保護窓口に障害が設けられていたり、現状の日本は全体主義に近づいていると思います。

現在の日本は「需要<供給」なのですから、無理して働き手を増やすことよりも、需要を増やす政策・・・例えば財政出動などが必要でしょう。

格差が存在することは、しかたがないことであるとは思います。しかし、今のアベノミクスは「わざと」格差をつくろうとしています。国家が、政権が主導してわざと格差を拡大しているのです。

これは、設計主義的な、恣意的な格差ですので、反対します。

消費税の増税など緊縮財政を行って、内需を冷え込ませれば、必然的に輸出や外国人ビジネスに依存しなければならなくなります。

そして、外需は英語力や大企業への勤務など、かなりハードルが高い仕事が多いのです。

そうして、「外国人様」へのビジネスができない人は、貧困になってしまえばいい・・・「外国人様」へのビジネスこそが、「活躍だ」・・・このように思えてしまいます。

私は、アベノミクスに断固として反対いたします。

経済合理的にも、中国や欧州が不景気なのですから、外需主導の成長は失敗します。思想面からも、全体主義に近い安倍政権の政策には反対いたします。


よろしければ、一日一回バナーのクリックをお願いいたします。