
先日購入して一気に読み終えた作品、長谷川伸原作の股旅もの『瞼の母』。
番場の忠太郎は5つのときに生き別れた母を探し、長脇差を血に濡らしながらも、20年前に生き別れた母親を探し旅を続けていた。そんなある日、忠太郎は母親が江戸にいるとの噂を聞きつける。
そして長脇差を血に濡らしながら再会を果たす。
いやぁ良かった…

全然僕が読む世代じゃない、もっともっと上の、親父くらいの年代が感動する本なんだろうが、僕はこの作品が大好き。
子供の頃か、いつだったかテレビで見たことがあってその時から頭に残ってる。おじいちゃんおばあちゃんが見てたからかな?まぁよく覚えてないけど、時代劇が好きでよく見てたから、多分自然と入ってきたんだろうな。
心地よい台詞。情景。~でござんす。この言葉がたまらなく好き。
TSUTAYAに行って中村錦之助主演名作時代劇「瞼の母」のVHS借りてまた感動。。

『縁は切っても血は繋がっておりやす!』
『何の訳あって不意打ちに白刃を鼻っ先に光らすんでござんすか。』
『おいら、こう上下の瞼を閉じ、じぃっと考えてみりゃ、逢わねぇ昔のおっかさんの面影が出てくるんだ。それでいいんだ。逢いたくなったらおいら、目をつぶろうよ。』
『おかみさん、
親に放れた小僧っ子がグレたを叱るは少し無理。
堅気になるには遅薪きでござんす。
ヤクザ渡世の古沼へ、
足も脛まで突っ込んで、
洗ったってもう落ちっこねぇ旅にん癖がついちまって、
なんのいまさら堅気なれやしょう。
裸一貫、たった一人じゃござんせんか。
身の置き所は六十余州の、
何処といって決まりのねぇ空の下でござんす。』
たまきまらなく好きな台詞です。
本を読むのがあまり得意ではない僕ですが、気に入った作品はマッハで読める事が判明しました。
今年入って読破した作品。

初めて読書が楽しいと感じた。学生の時にこの感覚が少しでも芽生えていれば、あとがきを参考に感想文を書くなんていう小細工しなかったのに・・。
今年はもっと色んな本を読んで、活字を読んで、想像力を豊かにしていこうかな☆