今日、10月4日は天使の日なのだとか。初めて知りました。
で、その根拠は「テン(10)」と「シ(4)」のごろ合わせだとか。
くっだらねー、と思いつつも、こういう「~の日」というのは、こういった語呂合わせが多いようです。スーパーなんかでは29日を「肉(29)」の日なんて言ってバーゲン(売り出し)なんかをやっているところもあるようですし。
でも、少し気になったのでいろいろ調べて見ましたら、下着メーカーのトリンプ・インターナショナルジャパンが2000年(平成12年)、同社の「天使のブラ」1000枚販売達成記念に制定したのだそうです。
なお、同社には「恋するブラ」シリーズもあるのだとか。
だったら、おまい、いっそ悪魔・・・、「小悪魔のブラ」なんてシリーズも出してみてはいかがかと。「天使のブラ」が清純なイメージだとしますと、こちらはフランス語でいうファム・ファタール、つまり「魔性の女」のイメージとなります。
なにかこう、怪しげ・・・、いや妖しげなムードが漂いまして野郎どもをワクワクドキドキさせるのではないか。
シースルーなんかで透明感があるも、中が見えそうで見えなかったりもする。女性が得意とする焦らし(?)のテクニックに通じるようなところがあり、その見えそうで見えないというところに、アホウな男どもは翻弄され、いいようにあしらわれる。
そーいや、森永製菓のマークにも天使が使われてますねえ。
しかし、こちらはローマ神話の愛の神であるキューピッドでしょう。
ついでながらキューピー・マヨネーズの「キューピー」もこれだ思います。
天使と言えば、やはりキリスト教、ユダヤ教、イスラム教における神の使いとするのが一般的だと思います。
しかし、天使と言いましてもいろいろでして、
『聖痕を受ける聖フランチェスコ』 右上に熾天使
カトリックなどでは、天使は3グループ9階級に分けられるとされます。
一番偉いのがセラーフィム(熾天使 ー してんし)とされ、一番下にエンゼル(天使)がおります。
よく知られたガブリエル(※ マリアに受胎告知を行う)、ミカエル(※ 悪魔と戦う)なんてのは、下から二番目で、天使の中ではそれほど偉くはないようです。
マリアに受胎告知を行っている天使長ガブリエル
一応、アークエンジェル(大天使・天使長)なんて言われてますけどねえ。
これが、一番下の、普通の天使ともなりますと、もうパシリでしょうねえ。
なお、この天使は信者の守護天使ともなってくれます。良からぬ考えに走りそうになると、耳元で囁きかけるのもこれらの天使でしょう。
かくいう、あっしもキリスト教とは洗礼を受けてはいないものの、長い付き合いで、頼みもしないのに天使がねえ。
たまたま目にした男性向け週刊誌のグラビアページの、きれーなおねーさんのセミヌード写真なんか見て、瞳孔が開き、鼻の下を思いっきり伸ばしたりしてますと、
大天使・ミカエル
おまえさー、何か良心に恥じることないか
平気で天を仰げるか
なーんてねえ。
あっしはクリスチャンじゃねーし。それに、おまーらに風紀監督取り締まりを頼んだ覚えはない、なんて居直ってますけど。
立場的には、あっしは転びキリシタンに近いのかも。保育園の時から、皆勤賞ものでキリスト教・児童洗脳教育の日曜学校に通うも、いざ洗礼を受けるその寸前で転びましたからねえ。
天使で言えば堕天使ということになるかもしれません。
ミカエルに踏みつぶされているのが堕天使です
なお、この堕天使とは旧約聖書外典の一つである『エチオピア語エノク書』によりますと、地上にいた美しい女性に色目を使い、地上に降りて彼女たちと結ばれます。また彼らは男達には武器の作り方などを教え、女達には化粧や男に媚びるテクニックを教えたともされます。
「小悪魔のブラ」なんてのも教えたのか?
して、この堕天使は、天から追放されたがゆえに悪魔として扱われております。なお、悪魔にもサタン以下、様々な悪魔がおりますが、この堕天使なんぞは下っ端に過ぎません。