こんにちは!

韓国美容皮膚科ダテナクリニックの

カンドンウォン院長です👨‍⚕️

 

✨最後のニキビ跡治療「肌キメ再生治療」✨

ニキビ跡治療には一つの正解はなく、

再生破壊という原理の中で

複合的な治療が必要になります。

 

その1番大事なポイントが

“ニキビ跡を見極める目” だと

以前お伝えしました👀

 

今回は、その“目”で私がどのように患者様の肌を判断しているのか、簡単にですが丁寧に分かりやすくご説明しようと思います!

 


 

1番重要なことは、

ニキビ跡は全て同じではなく、

時間が経つにつれて“成熟の段階”がある

ということです。

 

皆さんはカニを使ったタイ料理🇹🇭

プーパッポンカリーを食べたことはありますか?

 


カニは硬い殻をもつ生き物ですが、

成長するたびに古い殻を脱ぎ捨てて

新しく大きい殻に生まれ変わります🦀

 

この時、新しくできたカニの殻は

最初非常に柔らかいです。

この状態のカニを料理に使うと、

とても柔らかい食感になります。

 

ニキビ跡も初めできたばかりの時は

この脱皮したばかりのカニの殻のように柔らかいです。

まだ本格的な線維化が始まる前なので

赤みがあり、柔らかく、深さもそこまで深くありません。

 

まだニキビ跡として固まるの状態なので、

自らの再生力もあります✨


 

ですが、時間が経つとニキビ跡の線維化が進み、

古いカニの殻のように硬くなっていきます。

 

癒着も進み、周りの組織に

しっかり張りつくようになります。

すると、白っぽくなり、硬く、深さも深くなります。

 

この段階では、

自らの再生能力はほとんどありません💧

 

 

 

 

 

ですので、

柔らかくて赤みのあるできたてのニキビ跡は

再生治療を中心に行うとしっかりと改善しやすく、

 

時間が経って硬くなった白っぽいニキビ跡は

破壊治療を中心に行わないと効果が出にくいのです

 

もちろん、実際にはこの2つのタイプが混ざっていることがほとんどなので、

どなたにも“これが正解”という治療法が一つ決まっているわけではありません🙅‍♂️


 

まとめると、

ニキビ跡が

 

赤い、柔らかい、硬くない、深くない

 

👉再生の薬剤、サブシジョン、キュアジェット中心。

水光注射も効果あり。

ウルトラパルスは弱めに!

治療回数が比較的少ない。


 

 

白っぽい、固くてしっかりしている、深い 

 

👉ウルトラパルスをを深く、強めに。

トリアムシノロンを使用して、ニキビ跡をやわらかくするのも効果的。

治療に時間がかかることがある。

再生薬剤・サブシジョン・キュアジェットは、サポートの役割をする。

 

 


 

では、その逆の治療をしてしまったらどうなるでしょうか?🤔

柔らかくて、できたばかりのニキビ跡に破壊の治療を行うと?💥

 

かえって再生を妨げてしまい、作用を引き起こします。

フラクショナルレーザーを受けたら肌が荒れるのがだいたいこのパターンです😣

 


では、古いニキビ跡に再生の治療をばかりを行うと?💭

あるいは、十分な破壊の強さを与えられなかった場合は❓

 

変化がほとんどありません。

長い間ニキビ跡治療を受けたのに効果がないフラクショナルレーザーを受けたら肌が荒れるのがだいたいこのパターンです😔




ですので、


ニキビ跡を見極める目が大切。

それによって治療方法が変わる。

それを誤ると効果が出なかったり、ニキビ跡を悪化させてしまう可能性が高くなる。


—— これが今回のポイントです🌟

 

 

気になることがあれば、

コメントでお気軽に聞いてください!

ありがとうございました☺️

 

 


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