2012年作 「黄色い階段の向こう」 5
TVや新聞じゃ毎日、尖閣諸島や竹島の
領有をめぐり隣りの国との摩擦を報道してるぜ。
大抵の学識者やコメンテーターは
「理性的に解決し、お互いに敵意を
注ぐことは、やめるべきだ」と言う。
TVの前の俺は
「そんなの誰でも分かってる事だぜ
当たり前の事を言うな、馬鹿!」と呟く。
昔から画廊回りをして、若い作家さんとかの
話を聞いてると、この手の話が多いのよね。
「あ~もしたい、こ~もしたい」ってね。
若い人に限らず夢や理想を語るのは
良い事だと思うから、いくらでも
大風呂敷を広げたら良いぜ。
制作現場に居る俺は他人には
今、作ってる作品や次への展開の
話なんて、した事ないのよね。
せいぜい、「来年ぐらい久しぶりに個展するよ」
ぐらいが、せきの山だ。
作品なんて、完成直前に、こりゃ駄目だ。
出来たと思ったら、「何じゃこりゃ?」が多いもん。
こんな事ばかり経験してると、理想を
現実にするのは、並み大抵のことじゃないって
すぐに分かるだろ。
理想を3とすりゃ現実化するのに
3倍の9ぐらいの力が最低いるぜ。
2倍じゃ俺の力では無理だな・・・・
ハードルが高けりゃ高いほど
現実処理能力が問われるぜ。
簡単に行く方が、気持ちが悪い。
行ったとしても、それはラッキーで
後に来る反動の方が恐ろしいぜ。
手間、暇かけずに、お手軽にという
時代の風潮が、俺には怖くて仕方がない。
大風呂敷は広げるだけ、広げるのが良いぜ。
その風呂敷の1/10でも現実化できりゃ
上出来だぜ。
広げる風呂敷が無い?
あなた、そりゃ一番大事な構想力が無い事だろ。
そりゃ、話にならないや。
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