タバコを吸うとニコチンが体内に吸収される
そして脳内の ある場所にニコチンが強力に結びついてしまう
本来 アセチルコリンという物質が脳内にあって
それが脳内の「アセチルコリン受容体」と結びつくことで
神経伝達などの重要な役割を担っている・・・らしいんだけど
アセチルコリンと とてもよく似た構造のニコチンが
素早くそして強力に 「アセチルコリン受容体」と結びついてしまうことで
本来のアセチルコリンが分泌されなくなってしまい
ニコチン依存が始まってしまう・・・・ということらしい
ニコチンが切れると 生命の危機すら感じるような
そんな強力な禁断症状が現れて タバコを吸わずにはいられなくなる
このように タバコは単なる嗜好品とは言えない
依存薬物そのもの なのである
タバコをやめてニコチンを遮断し 1週間から10日ほど経過すると
元のようにアセチルコリンが分泌されるようになって 禁煙成功!
となる訳だけど
2時間も辛抱できないのに 1週間も我慢できる筈がなく
禁煙の取り組みは困難を極める
とはいえ 私は20年前に 禁煙に成功した経験がある
職場で社員の健康を担当する部署が とある企業とコラボして
無料で禁煙補助薬品を配付してくれたことがあった
ニコチンパッチを貼って禁煙しようとする試みで
これは禁煙外来でお医者さんと一緒に取り組む医療行為と同じものだ
ニコチンを含んだシール状のパッチを体に貼って
タバコを吸う代わりに 皮膚からニコチンを吸収させ
煙を吸うという(甘美な)習慣も断ち切り
そして徐々に小さなパッチに変えていくことでニコチンを減らしていき
最終的に禁煙までもっていく というものだ
一緒にトライした仲間の社員たちは 苦労しながら
結局やめることができなかった人もいたけど
私はこれで禁煙に成功したのであった
私の場合は ニコチンパッチを貼り始めてから
特に吸いたいという気持ちも起こらず
大から小のパッチへとニコチンの量を減らしていき
無事に2か月間のプログラムを経過して
完全に禁煙に成功した
その間に飲み会もあったけど 特に苦もなく乗り切った
プログラムが終了した後も さらに2か月間
特に吸いたいという気持ちも起こらず
1本も吸わなかった
これで 20年以上吸い続けてきたタバコから
完全に解き放たれたのだ!!!
完全にそう思い込んでいた
のだったが・・・・
そこには 想像だにしなかった思わぬ事態が
待ち構えていたのであった
・・・続きます