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きのう、文部科学省から2021年度の小中高校と特別支援学校での児童生徒のいじめや暴力行為の認知件数などの調査結果の発表がありましたね。

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それによると2020年度は新型コロナによる一斉休校などの影響でいじめ件数は減少、2021年度は通常授業になり19.0%上昇して61万5351件で過去最多となったそうです。

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ぼくが気になったのは、特に小学校のいじめ件数で初めて50万件を超えたそうです。認知されているいじめ件数全体の約82%が小学校というのはショックです。

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文科省によるといじめのピークは小学校2年生というデータがあります。

他にも少し古くなりますが、文部科学省「平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると以下のデータがあります。

【いじめの認知件数】
・小学校:452,844件
・中学校:97,704件
・高等学校:17,709件
・特別支援学校:2,676件
【学年別いじめの認知件数】
・小1:76,893件
・小2:82,360件
・小3:80,821件
・小4:73,980件
・小5:63,465件
・小6:48,738件

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小学校低学年でいじめが起きるのは、対人コミュニケーション力の未熟さが原因になりやすいと言われています。友達になってほしい相手をたたいたり、嫌なことを言ったりして気を引こうとするケースです。

昔の男の子なら、好きな女の子のスカートをめくったり、あえて悪口を言うようなことはありました。

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また、いじめの認知件数が増えた理由の一つに、文部科学省によるいじめの実態調査で「悪ふざけ」や「冷やかし」もいじめとしてとらえることになったということがあるようです。

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コミュニケーション研修をしていると、こどもの頃の「悪ふざけ」や「冷やかし」をされた体験をお持ちの方々は、大人になってから「うまく人前で話すことができない人」「人前で緊張する」という傾向があるのかもと感じます。

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中学年になるといじめは、集団にうまくなじめない子どもを仲間はずれにするというものになります。同質で集まり異質を排除する傾向です。

ぼくの娘は小学3年生のときに、体操教室に通っていたのですが、そこで仲間外れ体験をしています。

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高学年になると、いわゆる"マウント"や"スクールカースト“と呼ばれるグループ内でのリーダー争いや嫉妬によっていじめが起きるようです。

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言い方によっては、小学校という集団のなかで、社会生活を学ぶとも言えますが、明らかに未熟な対人コミュニケーション力がいじめを助長しているようにも思います。

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こどもたちに関わるわたしたち大人のコミュニケーション力の未熟さもあると感じます。

保育園や幼稚園はじめ、小学校生学年、中高学年と発達段階に応じて他者との関わり方、自分自身の取り扱い方などのコミュニケーション学習が必要ですし、わたしたち大人も同じように今一度コミュニケーションの点検が必要ですね。

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なぜなら、小学校で起こっているいじめの現象は、同じようにわたしたち大人の世界でもみられる現象だからです。

そういう意味ではこどもの頃に学んだコミュニケーションパターンから成長せずに止まっている大人は、ぼくをはじめ大多数なのかもしれません。

ですから、コミュニケーションの生涯学習やキャリア形成のアップデートはこれから先も続けていくことがこれからますます必須だと思うのです。