2023年3月11日。
東日本大震災から12年が経った今日、仙台城跡から太平洋に向かい、伊達武将隊一同、いらっしゃった皆様方とともに、黙祷を捧げさせていただきました。
おいでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
昨夜、佐々木ひとみ殿の新著『ぼくんちの震災日記』(作 佐々木ひとみ、絵 本郷けい子、新日本出版社)を読んでいたら、震災からの日々をいろいろと思い出しました。
八百屋で並んだこと。レジが電卓だったこと。お米を分けていただいたこと。電気が通ったあとオール電化の知り合いの家にお風呂を入りに行ったこと。
東日本大震災のことを「忘れないように」と言いながら、あの頃の自分の生活についてすっかり頭から消えつつありました。
『ぼくんちの震災日記』を読んで、忘れかけていた記憶が蘇りました。
この12年、たくさんの場所で、震災について、復興について、語ってきましたが、自分自身もう一度きちんと振り返るべきなんだなと拙者は思いました。
もちろん、みんなが、ではありませんよ。
たまたま拙者にとって、そういう時なのではないかとふと思った次第です。
そして、これまで伊達武将隊はどんな活動をしていたのか、どんな方々と出会ってきたのか。改めてそういった自分たちの記憶と歴史を辿りたいなと思っております。
これまでたくさんの方々と出会ってきました。
これからもたくさんの方々に出会うと思います。
我らと出会ってくださった方々に少しでも心地よくなっていただき、仙台・宮城・東北を好きになっていただくために、伊達武将隊一同、精一杯おもてなしに励んで参ります。
歴史を紡ぎ、思いを伝えていくために。
感謝を込めて、
これからも、ともに前へ!!!
支倉六右衛門常長