源平合戦ゆかりの地を訪ねて
須磨へやって来ました。
神戸三宮から電車で約20分。
須磨駅で降り、まず訪れたのは現光寺。
源氏寺の異名のとうり、光源氏ゆかりの地であります。
京から須磨に移り住んだ光源氏は、この地で侘び住いをしたそうな。
見渡せばながむれば見れば須磨の秋
さらに山手へと登り、須磨寺へ。
かの一ノ谷の合戦で源義経公の軍が陣を張った古刹。立派なお寺です。
義経公腰掛けの松と、平敦盛公首洗いの池。
平敦盛公首塚。若干17歳で命を落とした敦盛公。
笛の名手で青葉の笛が宝物館に伝わります。
須磨寺やふかぬ笛きく木下闇
平敦盛公と熊谷直実一騎討ちの像。
須磨寺駅に戻ると、駅の傍にひっそり残る碑をみつけました。平重衡公とらわれの松。
須磨浦公園まで歩きました。ここが一ノ谷古戦場、戦の濱かあ。
見上げると鵯越逆さ落としの崖が見えます。
春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな 蕪村
蝸牛角ふ里わけよ須磨明石
見渡す瀬戸内の海。遠く明石海峡大橋と淡路島も見えました。
またまた歩いて須磨駅方面に戻りました。
須磨海岸は海沿いの遊歩道が整備されてとてもきれい。
まるでハワイか?(行ったことないけど。)
そして最後に、スマスイ・須磨海浜水族園を見たのでした。
笈の小文ゆかりの須磨。また新しい発見がありました。
松尾芭蕉
おくのほそ道330年