夜すがらや 竹氷らする 今朝の霜 | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!

前の晩から、天気予報を見ては
そわそわ、そわそわ。

朝暗いうちに寝床を這い出し
夜に荷造りしておいた荷を背負い


蔵王の樹氷原へと登ってきた。
かんじきを履いて新雪を踏む。
キュッ、キュッと音がする。


山は晴れた。雪の白が目に眩しい。
氷を纏ったしらびその樹が、仏の姿に見えてくる。


樹氷原を抜ける。遠く熊野岳が見えた。
急峻な崖を、仙人沢の谷底へと降りる。


転がるように滑るように降りると
見えてきた。氷の滝。


雪山深く分け入り、ひとり。
滝の下にたたずむ。
身支度を整えて滝の近くまで行ってみた。


足元にはアイゼン。頭はヘルメットで守り
滝の裏側にまわり込む。


碧く輝く氷の柱。不思議と寒さは感じない。


山から太陽が顔を出した。


この続きは、2月4日発行の
伊達武将隊かわら版 松尾芭蕉のphoto歳時記でご覧下さい。


はせを