片倉代々記重綱譜〜みちのく伝ふる平家隠れ里〜 | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!

本日もたいそうしばれ申したなぁ

風邪なんぞひいとりゃせぬか

片倉重綱に候

(今週末迄!)

さて拙者

昨日は半月ぶりの

休暇日であったがため


鉄馬なんぞ借りて

ふらりと

仙台の霊場「定義如来」



「定義如来」とは

平安時代末

治承・寿永の乱(源平合戦)の末に

潰走せし平家の落人

平貞能(たいらのさだよし)公が


この地に隠れ住んだことに

由緒を持つ寺


世に“定義さん”とも



まず“定義さん”の象徴

五重塔



壮観哉


壇ノ浦に身投げせし

安徳天皇の遺品を祀ったという

天皇塚に






して

平貞能公の御廟

貞能堂








山門も見事


参拝者の突く

大鐘の音厳かなり



そして


定義さんと云えばこれぞ


名物『三角油揚げ』…!!


…と申したきところながら

撮りし写真がデータ破損で

消えてしまったがゆえ

あえなく冊子の絵をば……


厚さはゆうに三糎はあろうか

七味唐辛子に醤油をかけて

いただきます


…嗚呼たまらぬ



境内の随所に見ゆる

揚羽の家紋




そう此処は

平家の落ち里


境内に響く鐘の音も

平家物語の冒頭とばかり


世の無常を噛み締めつつ

霊場を歩くも良し



この後拙者は

一路蔵王町へ


つゞく


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