十五夜お月さま見て跳ねる__伊達武将隊 | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!

熱戦続く大相撲秋場所
今場所も大関・稀勢の里関
そして好調の隠岐の海関から
目が離せませぬ

片倉重綱に候


さて周知のとおり
本日『九月十五日』は
世に言う

『中秋の名月』

にござります


旧暦の八月十五日が
「中秋」にあたり申すが

新暦で言えば今年は
本日が「中秋」に相当いたしまする


なお

「仲秋」「中秋」

の両表記が存在しており申すが


「仲秋」
旧暦の秋である
七・八・九月のうちの
中間の月たる
「八月そのもの」を指し

「中秋」
その仲秋のさらに真ん中たる
「八月十五日」を指すもの

にござります


我が主、政宗様も
月をこよなく愛されし方
として名高く

殊に
松島で見る中秋の名月を
大変愛でられたという


芭蕉殿を「奥の細道」へと
駆り立てたるも

この松島の月への憧憬
であり申した


その松島では
本日と明日の二日間
『月の松島 in 観瀾亭』
なる月見会が
催されまする


伊達家の迎賓館であった『観瀾亭』は
またの名を『月見御殿』と言い
伊達家藩主の月見が行われてきた施設


元は京の伏見城の茶室であったものを
移築したものとされる


その由緒ある月見御殿にて
琵琶やフルートの調べと
幽玄なる月と松島湾の姿に酔う
なんとも贅沢なる月見…


続いて、満月である十七・十八日も、
観瀾亭の夜間延長営業が
行われまするゆえ

名だたる偉人の愛した
月を愛でに松島へと
足を運ばれるがよろし



それでは本日はこれにて


伊達武将隊
片倉重綱