こんにちは
元小学校教師の中楯浩太です。(※中楯浩太のプロフィールは、こちらです!)
東京オリンピック・パラリンピックが、いよいよ目前に迫ってきましたね。
あなたは、オリ・パラ開催にどんな意見をおもちですか?
今から80年前の1940年、戦争の影響で、東京開催を返上した「幻のオリンピック」があったとは学びましたが・・・。
かつて、これほどまでに開催の有無の「判断」が難しかったことはあったでしょうか?
いずれにしても、選手のお気持ちはもちろん、関係者の皆様の「判断」やかじとりの難しさは、想像を絶するものがあります。
また、「判断」と言えば、4回目の緊急事態宣言。
このような状況です。
どんな「判断」をしても、きっと大きな反響がありそうです。
さて、今回は「判断」について。
あなたは日々、どんな「判断」をしながら生活をしていますか?
アメリカのある研究によると、1日における人の決断回数は35000回だとも言われているそうです。
(※明確な根拠は、私には分かりませんが💦)
ちなみに私は今、『コメダ珈琲』で悩みに悩んだ末、モーニングセットA(トーストパンとゆで卵)を選びました。
いつもは、大好きなCセット(トーストあんこ付き)なんですが、今日はなぜかAセットの気分。
「判断」っていったい何なんだろう?
考えさせられます。
さて、先生の判断場面も、小さいものも含めると、きっと相当多いですよね?
朝8時から夕方3時過ぎまでの全生活を通して、一人一人個性の異なる子どもたちと向き合う。
表情やしぐさ、声のトーンや服装などはもちろん、
友達との関わり方、授業中の姿、言葉遣い、持ち物などに目をやり、気を配り、心を向けるとなると、
判断場面は無限に存在します。
先生たちは、それを毎日、無意識のうちに行っているんですよね。
教室で講義型の一方向的な授業をするだけならば、そこまで難しくはないのかもしれませんが・・・
学びを大切にしようとする先生たちは、少しでも子どもの探求心が芽生えるように、
知的好奇心をくすぐり、楽しく学べる環境を整えようと心を砕きます。
教室のどこに立って(もしくは座って)、どんな声、どんなトーン、どんなスピードで、子どもに何を問いかけるのか。
子どもの微妙な表情の変化をどう受け止めて、どう返すのか、もしくは見守るのか。
返すとしたら、どのタイミングで、どんな言葉を選ぶのか。
そういった瞬時の判断場面が次々と起こります。
また、大きな判断もありますよね。
子ども同士がもめることは、よくあります。
関係性を学び、成長するためには、大切な経験です。
その状況をどう判断して、どう対応するのか。
ただ、いじめにつながりそうだと判断した場合には、対応も変わってくるでしょう。
その子の心の様子、学級の他の子どもたちとの状況、学年の先生との共有、管理職への報告、保護者への連絡など
学校の先生たちは、《生きた子ども》を前に、それはそれは、大変な判断の連続です。
元麹町中学校の工藤勇一校長は『自律する子の育て方』の中で、「魔法のような3つの言葉がけ」として、次のように提案しています。
安心できる環境をつくることと、ストレスに強い脳をつくることが同時にできる、魔法のような言葉があります。(略)
子どもに何かトラブルが起きたとき、全教員がその対応方法の指針としているものです。
もちろん、保護者にもできるだけ家庭で使ってもらうよう紹介しています。
その言葉とは以下の3つです。
1.「どうしたの?」(「何か困ったことはあるの?」)
2.「君はどうしたいの?」(これからどうしようと考えているの?)
3.「何を支援してほしいの?」(「先生に何か支援できることはある?」)
この言葉で問うことで、子どもの「自己決定」をうながし、「メタ認知力」も高められるのだそうです。
私も日常生活で、子どもに対して、よく使っています。
ただ、ここで考えたいことは、
工藤先生が、どうしてこの言葉を使おうと思ったのか?ということ。
つまり、「判断の基準」=「軸」を知ることが大切だと思うのです。
麹町中学校では、教育の最上位に「自律」を掲げていました。
自律とは「自分で考え、判断し、行動できる」こと
そこで、自律を育むための手段として、この「3つの言葉がけ」がよいと判断したのです。
「最上位目標という軸」があるからこそ、そこから判断して、手段を考えられるのですね。
適切な判断をするうえで、「軸」は欠かせません。
ある程度「軸」がないと、判断のたびに、迷いが生じます。
あなたは、どんな「自分軸」をもとに判断をしていますか?
「自分軸」については、またこれからも、お伝えしていきます。
※コメダ珈琲で、Aセットを選んだ私の軸は・・・「ゆで卵」が大好き💖
案外、それだけかもしれません💦
このブログでは、「自己肯定感」や「自分軸」、「教育」の情報について発信していきます。






















