▲埼玉県川越市川越/重要伝統的建造物群保存地区▲ | ★千代と限らじ仙臺の松★ ~We are feelin' love together~ 

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※2023年5月21日訪問※


埼玉県川越市の川越地区は、国の【重要伝統的建造物群保存地区】に指定されていますニコニコ音譜音譜


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川越市川越伝統的建造物群保存地区は、札の辻を北端とし、仲町を南端とする中央通り沿いの南北約430メートル、東西約200メートル、面積約7.8ヘクタールの範囲で、近世初期以来の十ヶ町四門前の町人地の枢要部を占めている。



地区内では江戸時代から蔵造りの町家が一部建築されていたが、明治26年(1893)の大火後、その復興にあたって、商人たちはこぞって防火性能の高い蔵造りを取り入れ、地区内には明治40年(1907)頃までに重厚な蔵造り町家の立ち並ぶ町並みが形成された。


さらに、大正以降近代洋風建築や洋風外観の町家等も加わり、各時代の特色を反映した建築が共存するようになった。


地区内の地割りは、寛永15年(1638)の大火の翌年に藩主となった松平信綱によって城の拡張とともに復興された町割りを基本とし、複雑な街路形態を反映して一体ではないが概ね間口数間、奥行15から20間の短冊型である。


伝統的建造物の約8割が町家で、その多くは蔵造り町家と土蔵であるが、一部真壁造り町家や洋風外観の町家もある。


蔵造り町家は、表通りに面して巨大な鬼瓦・影盛を持つ切妻もしくは入母屋の屋根、桟瓦葺・平入・二階建ての黒漆喰塗りの店蔵を構え、その奥に座敷、中庭を挟んで離れ座敷、土蔵などを棟を分けて配置している。



蔵造り町家の一階は、主として土戸を収納する戸袋が両袖または片袖にあり、揚戸で戸締りをしていた。二階は主として観音開の土扉で、一部に横長の格子窓が見られる。


川越の蔵造り町家で最古のものは、寛政4年(1792)建築の大沢家住宅で、18世紀末の川越の蔵造り町家の姿を伝えている。この他、大正7年(1918)建築の埼玉りそな銀行川越支店(旧第八十五銀行本店)等の近代洋風建築があり、また背後には伝統的外観の和風住宅や洋風住宅、社寺等が分布し、時の鐘が地区のシンボルとしてそびえている。


川越市川越伝統的建造物群保存地区は、江戸初期の町割の上に、主として明治初期から末期に建築された重厚な蔵造り町家を中心に近代洋風建築等も含めた伝統的建造物が立ち並び、特色ある歴史的景観を良く伝えている。




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街道沿いに蔵造りの建物が並ぶ景色は『小江戸』と称され、その様子から「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と古くから有名だったようです✨



平日の午前中に訪問しましたが、多くの観光客の方々が訪れていました音譜