※2020年7月5日訪問※
宮城県大崎市岩出山の【旧有備館及び庭園(国指定史跡・国指定名勝)】を訪れました
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
元禄4年(1691年)頃、岩出山伊達家第3代・伊達敏親により、学問所「春学館」の名で開設される。
建物自体は、焼失した岩出山要害(岩出山城)二の丸の仮居館として伊達宗敏(岩出山伊達氏第2代)によって寛永9年(1633年)に建設されたものである。
元禄4年(1691年):城の北麓にあたる現在地に移し、有備館と改称される。
正徳5年(1715年)頃、岩出山伊達家第3代伊達村泰(岩出山伊達氏第4代)治世下で、有備館の周辺に茶人・清水道竿が設計した回遊式池泉庭園が造園される。
1933年(昭和8年)2月28日、史蹟名勝天然記念物保存法(文化財保護法の前身の1つ)により、庭園と併せて「旧有備館および庭園」名義で、国の史蹟および名勝に指定される。
1970(昭和45年)岩出山伊達家の厚意により、有備館と庭園が岩出山町(現・大崎市)へ移管される。
1972年(昭和47年)5月26日、国の史跡に追加指定があり、指定区域が拡大された。
2008年(平成20年)6月14日、岩手・宮城内陸地震で被災する。
2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災で主屋が倒壊し、附属屋は壁や屋根に被害あり。
庭園は各所に地割れ・地盤沈下あり。
2016年(平成28年)4月25日、災害復旧事業落成式が行われ、翌日より一般公開を再開。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
▲陸奥国・旧有備館及び庭園 正門/国指定史跡・名勝▲に続く