※2012年5月16日訪問※
※2020年6月3日再訪問※
杉木立の中の参道を進んで行くと、左手に墓所の案内板が見えてきます
上杉家墓所のあるこの地は元々、米沢城内に安置されていた謙信公の御遺骸の非難所だったそうです
初代藩主・景勝公が逝去された際、この地において火葬し、廟所を建立し右左交互に廟屋を建てて、歴代の藩主が祭られています
藩制時代には御廟将が置かれ、御廟守・御廟番によって守られて来ました
明治に入り、廃城令によって米沢城が廃城になると、米沢城内にあった謙信公の遺骸は、現在地に移され、御廟内全体が現在の形に改変されました
杉木立に囲まれた参道脇には水路が流れており、周囲の雰囲気とも相まって、非常に洗練された気持ちになりますね
参道を進んだ突き当たりには上杉謙信ゆかりの《龍》の軍旗と《毘》の軍旗が掲げられており、いよいよここから墓所に入って行きます
▲出羽国・米沢藩主上杉家墓所(上杉家廟所)/国指定史跡▲①に続く