※2020年6月3日訪問※
模擬天守を後にし、何やら不思議な石塔を発見
こちらは【土岐家由来の七層塔】と呼ばれる石塔です
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土岐氏は、寛永五年(一六二八)から二代六十余年、藩主として上山の地を治めました。
武蔵国芝西久保(現東京都港区虎ノ門)に江戸屋敷があり、そこに建てられていた石灯籠六基と七層塔一基を、土岐家十九代当主實光氏のご好意により、平成十五年に上山土岐会が寄贈を受けました。
沢庵禅師設計と伝えられる上山城本丸庭園に二基、また、土岐家ゆかりの地である春雨庵、宮脇八幡神社、称念寺、十日町愛宕神社に各一基の石灯籠を建立しております。
江戸時代初期に城下町上山の基盤をつくり、領民からも名君と慕われた土岐家の業績を、長く後世に語り伝えるため、上山城開館三十周年を記念し、城門前に七層塔を移設、建立したものです。
二枚の礎石に基礎石が配置され、七層の笠と塔身が乗せられており、高さはおよそ三メートルとなっています。
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さて、今回の上山城探訪はこれにて終了です
模擬天守以外にも、本丸跡周辺には多くの貴重な遺構を見る事が出来たので、上山に訪れた際には、是非とも温泉と合わせて上山城の魅力を実感して頂きたいですね