※2024年6月22日訪問※
【 織田信長 】
この名前を知らない日本人はいない
と言ってもいいくらい、数有る歴史上の人物の中でも、その知名度は抜群
これまで、数々の映画やドラマなどで映像化されており、信長が歩んだ【天下布部】の道のりは多くの方がご存知ですよね
1582年6月2日、京・本能寺において、家臣・明智光秀の謀反に遭い、49年の生涯を閉じた織田信長
既に織田家の家督を継いでいた嫡男・信忠も明智勢に宿舎を囲まれ、自害した為、織田家の家督は信忠の嫡男・三坊師（後の秀信）が継ぐ事になりますが、既に織田家の実権は、明智光秀を討った羽柴秀吉が握っていました
豊臣政権下でもなんとか生き延びた織田秀信ですが、1600年の関ヶ原の戦いでは、西軍である石田方についた為、織田家は改易
その後、秀信は高野山へ送られますが、 秀信の死をもって織田信長の嫡流の断絶してしまいました
本能寺の変以降、織田信長の血筋を引き継いで明治まで続いた系統は、主として次男信雄・七男信高・九男信貞の子孫
次男・信雄は小牧・長久手の戦いで徳川家康と組んで秀吉と戦うものの講和、服属するに至り、小田原征伐
の後に国替え（従来の109万石から家康の旧領130万石への転封）をめぐって秀吉と対立し、改易となってしまいました
しかし、その後許されて、御伽衆として秀吉・秀頼父子に仕え、長男・秀雄は父とは別に越前大野5万石を与えられたが、関ヶ原で西軍に属し改易となりました
（次男・重雄、三男・高雄は早世）
信雄自身も関ヶ原で西軍に与したため、いったん所領の1万8千石を没収されたましたが、豊臣家滅亡後には、大和国宇陀郡および上野国甘楽郡などで5万石余を与えられ、大名に復帰しました
織田信雄の子孫は、四男・信良の系統が上野小幡藩、後に出羽高畠藩、更に天童藩の2万石の大名となり今に続いています
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◆出羽国・天童陣屋 大手門跡◆に続く