寒風沢島の船着き場から、トレイル担当の船頭さんに電話。

 トレイルの者ですけど。

〇〇さんから聞いてた。風が強くてあまりお勧めできる環境ではないんだけど・・・船揺れると思うけど大丈夫?

 Yes, sir!

波しぶきかかると思うけど大丈夫?

 Yes, sir!

なら、今から向かうから15分ぐらい待ってて。

 

とまるで『愛と青春の旅立ち』のような返事をして、待つ事10分ぐらいで船頭さんがやってきた。

 

 

当初、単純に寒風沢島から宮戸島へ運んでくれるだけだと思っていたのだが、予想に反して松島湾内観光をしていただけた。

 


こちらの島は、以前はもっと大きかったそう。



以前の写真を見せていただいたが、比べると確かに島の右側が崩れていた。

松島の島は、非常に脆い岩でできたものが多数あり、地震とかでドンドン崩れているそう。

こちらの島も、いつまで待つかなぁとおっしゃっていた。


こちらの島も、クラックが出来ていて、何かあったらすぐに崩れそうだとのこと。



島のヘリに良質なヒジキが生えてるのが見えるが、いつ崩れられるかわからないから採りに行けないと。


その他にも小ネタ的な話で、島にある防潮堤、住民は反対で住民全員の署名まで提出して反対したのだが、宮城県知事の鶴の一声で設置が決まったとか。

 

各島には震災前水道管が海底を這って設置されていたが、震災で壊れてしまったので、復興のドサクサに紛れて海底に埋めてもらったとか。



岩肌に見える四角い穴には、明治時代にこの辺りでラッコ漁が盛んで、捕獲したラッコの毛皮や銃の火薬を保管していたそう。



火薬を保管するには水面から大分近いように感じるが、昔はもっと高い位置に穴はあったらしいが、地盤が沈んだのか海面が隆起したのか不明だが、海面スレスレのあの位置になったみたい。



島にできた穴を潜る。



松島は遠浅で、干潮だと船が下を擦ってしまい、満潮だと上にぶつかるので、ちょうど良い潮加減の時でないと、ここは潜れないそう。


遠くに通ってきた穴が見える。




今日の船頭さんの本職は牡蠣の養殖業。

というわけで、養殖場へ連れて行ってくれた。



この黒いボックスの中で牡蠣を養殖している。

生牡蠣大丈夫?って聞かれたので、返事は

Yes, sir!


採りたての生牡蠣を食べさせて貰った。



これは美味しかった。

旨みが凄くて、いつまでも口の中に残る。

牡蠣の貝柱って、あるねってぐらいだと思うが、この牡蠣の貝柱は味が濃かった。

今まで食べた牡蠣の中でダントツで一番。

最近牡蠣の季節なので、生牡蠣を食べる機会があるが、この牡蠣以上のものはないなぁ。


次には種牡蠣の養殖場に連れて行っていただいた。



この貝殻の間に、種牡蠣が養殖されている。

実は国内に流通している牡蠣の種は、80から90%が松島産だそうな。

なので、広島産と言いつつ松島産を食べているという。


こちらが種牡蠣。



変な丸いのが種です。



1時間ぐらい松島湾内を案内していただき、色々なことを教えていただいた。

結構揺れたし、波しぶきもかかったけど、忘れられない時間になった。

充実した1時間だった。



そろそろ目的地の宮戸島が見えてきた。



寒風沢島から直行だと10分ぐらいだそうな。



宮戸島に到着。

船頭さんが去って行く・・・。



多分人によって案内の内容は違うのだと思うけど、僕は今回の船頭さんが当たりだったと思っている。

ありがとうございました。


ではもう1300も近いし、お昼ご飯でも食べましょう。