阪神スプリングジャンプSにディナースタが出走。


中山大障害の勝ち馬等が出走し、今までよりもメンバ的にだいぶ強化された。

辻野調教師が「大きな舞台を目指す中での前哨戦」「今後の方針を占う意味でも」と語る通り、このメンバでどのぐらい走れる?というレースになるか。


正直な話、障害競争は故障のリスクも高いと思うので、好走して欲しいという思い以上に、とりあえず無事に、何も無く、回ってきて欲しい。


ただ、ディナースタのこれまでの障害レースは、空馬に絡まれたり、馬群に閉じ込められて動けなかったり、内ラチにぶつけられたりして結構ロスが多かった。

今回はメンバが強化され、それなりにペースが流れると思うし、頭数も控えめになったので、馬群が密集し難くなると思われるので、ディナースタにとって良かったと思う。



スタートはいつも通り良い。



高田騎手らしく、インの経済コース、5番手あたりに落ち着く。



飛越はいつも通り上手。


ただペースがあまり上がらず、ディナースタも少し走り難そう。



順回りに周回が変わったが、ここでもしっかりインをキープ。



インを進出してきたネビーイームの進路を閉じる。


ここがレースの中で、大事なポイントだったように感じる。

ここにネビーイームに入られると、自分の進路が閉じられる可能性があった。



最終障害を飛越。


相変わらず上手。

正直第2障害かな?少し飛越が低かったような気がした。



外から1番人気のエコロデュエルが追って来るが、何とか凌いで1着でゴール!


着差はハナ。



これが出資馬初の重賞制覇。

TV観戦だったが、大声出し過ぎて喉が枯れた(笑)

関係者の皆様に感謝です。


距離的にもレース的にも、結構ハードな内容に見えた。

次は中山大障害・春って話もあったが、大人の事情とかでは無く、状態によって出走させて欲しい。


「僕が乗ってきたなかで史上一番、ディナースタの状態がいいと感じていました。陣営とも自信を持っていこうと話していたので、メンバーは強いですが、馬の力を信じて強気に攻めた競馬です。馬もキャリアを積んで、パワーを付けていますし、今日は外枠だったので極力ロスがないよう心がけて丁寧に乗りました。内枠を引けていればもっと楽に運べていたはずですが、それでもイメージ通りの競馬ができた。次に狙うところはひとつしかないので、しっかり馬の状態を見て、陣営と頂点を目指してやっていきます」(高田潤騎手)


辻野泰之調教師
「奇数番の外枠。あまりいい枠とは言えないなか、ジョッキーがうまく誘導してくれました。コース取りも飛越精度も前回より良かったですし、それらがうまく噛み合った結果が、ハナ差の勝利になったと思います。ただ、完璧なレースをして2kg斤量差もあったことを思えば、王者(エコロデュエル)の強さには脱帽しました。上りの歩様はいまのところ大丈夫そうですが、ハードなレースをした後ですし、状態をしっかり確認するつもり。ダメージなど残っていないようなら、中山グランドJを目指したいですね」




今日はディナースタの他にも出資馬が出走した。



先ず、トリプルバレルが中京1勝クラス芝1600mに出走。

初めての芝コース。

ただ、結構軽い走りをするので、芝は向くのでは無いかと思っていた。


スタートは普通。


押しながら先行。

鞍上が小林騎手だったので、先行は想定通り。



残り1000m。


折り合いもついて、良い感じで走っている。



直線入口。


先頭に立つ。

中京の直線の長さを考えると少し早いかな。



ゴール。


8着でゴール。

切れ負けしたが、止まっているようには見えなかったので、良いレースだったと思う。

距離がもう少し短い1400m、小回りの芝1800mとかの方が走り易いかもと感じた。

根幹距離の競馬は合わない感じがする。


「事前に芝スタートのレースに出走した際のVTRを見て、ある程度芝でも前に行けそうだとイメージしていましたが、想像以上に二の脚が速かったです。道中も楽に追走できましたし、4コーナーでもまだ手応えに余裕がありました。最後は止まってしまったものの、直線半ばあたりまではしぶとく粘ってくれていた。1400mならもっとやれると思いますよ」(小林美駒騎手)




もう1頭、阪神の未勝利にビーチェが出走。


スタートは普通に出て、先行する事が出来たが、3角過ぎからズルズル交代し、結局は最下位でのゴールだった。

前走、佐賀の交流戦から中1週。

たまたま出走出来そうだから出走させたみたいな、体調自体も、イマイチのような感じでのレースでもあったように思う。


「体のバランスは良く、馬自身もよく頑張ってくれているのですが、現状はまだ非力な面があり、すぐに一杯いっぱいになってしまいました。ブリンカーの効果は感じられて、スタートはしっかり集中して出ることができたのですが。3コーナーのあたりでスタミナが尽きてしまったような形でしたね。結果を出せず申し訳ありませんでした」(藤懸貴志騎手)



今日はディナースタが今年の初勝利と、ぼくにとっての重賞初制覇を届けてくれた。

トリプルバレルも想像以上に良い走りをしてくれた。

良い1日でした。