本 拠地をシンガポールに移転
2006年5月11日 NNN
「阪神電鉄」などの大株主、「M&Aコンサルティング」いわゆる「村上ファンド」が10日、本拠地をシンガポールに移したことを公表した。
村上ファンドは今年3月10日、シンガポールに現地法人「MACアセットマネジメント」を設立し、村上世彰氏自らが代表に就任している。
関係者によると、村上氏は、ゴールデンウイーク中にシンガポールを訪れ、準備を進めていたという。すでに現地で会社登記が行われており、登記上の住所には法律事務所が存在している。
投資ファンドをめぐっては、「ライブドア」事件などをきっかけに一層の情報開示を求める証券取引法の改正案が現在、国会で審議されている。こうしたことから、村上ファンドは、日本と比べてより自由な活動が見込まれるシンガポールに拠点を移したものとみられている。
村上ファンドはさらに10日、大量保有報告書を提出し、4月末時点で阪神電鉄株を46.65%まで買い増していたことを明らかにした。「TBS」株も5.65%、「松坂屋」株も9.22%まで買い増している。

