さぁ、折り返してからです。

 

こっから写真がめっきりなくなります(笑)

 

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折り返しして少し行くと、のりみちゅさんとスライド。

 

お互いに軽く手を挙げて激励!

 

のりみちゅさん余裕そうだし、俺はこの後追い抜かれるだろうな。

 

などと思っていたらスペシャルドリンク地点に到着。

この潮風マラソンは一般(陸連登録でなくても)でもスペシャルドリンクを置けます。

 

近づくとスタッフがゼッケンを読み上げてくれます。

すると事前に準備していた自前のスペシャルドリンクを手渡ししてくれます。

これってさ、プロでも手渡しなんてないよね。

 

俺はクエン酸とオレンジジュースとOS-1を混ぜたものを準備しました。

しかし、そんなものでは効かないくらい体調は悪化。

 

次のエイドでは笹団子、プチトマト、キュウリ(浅漬け)を完食。

全メニュー制覇しそうな勢いでした(笑)

 

でも、体調は悪くなるばかりで、なんとか脚を進めて、目当ての山菜汁ポイントに到着!

 

暑いせいかみんなスルーしてます(笑)

そりゃ、いまここを走っている人はサブ4ギリギリですもんね。

普通なら時間を気にして暑い中、山菜汁は食わないわな。

 

俺が立ち止るとおばちゃん・・・・お姉さんが嬉しそうに手渡し。

「ゆっくり食べて行ってねぇ~」

「もちろん!(笑)」

具が入っていないように見えますが、たっぷりと入っていました。

更に山菜の下には肉の塊が・・・(笑)

 

ゲホゲホッむせながら食べていたら、お姉さんに「あんた、大丈夫?」と心配される始末。

 

「ごちそうさま」と完食して、やっとこさで走り出しましたが、脚が動きません。

 

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そっから田圃道のスライド地点はキロ6分がやっと。

 

脚が少し痙攣気味。

頭も痛くなってきました。

 

ここからは日陰ですが上り坂。

歩き出す人もちらほら現れ、対抗しているランナーもまばらに。

 

徐々に自分の世界へ入りだす。

 

身体が鉛のようで、心臓がバクバクいう。

汗がでるのに、寒気がする。

耳鳴りがして、周りの音が聞こえなくなる。

 

あ~~ダメかも。

 

と、思ったらかすかに音楽が・・・

 

演歌の坂道です。

 

普段は聞かない演歌ですが、その音を頼りに走り続けました。

 

すると下り坂。

 

バッキバキの脚は着地するたびに痛みましたが、応援してくれる人たちに手を振り、ひきつった笑顔で走りぬきました。

 

下り切ったところに再びエイド

ここではおにぎりと梅干を手に取りました。

 

んが、おにぎりは日に当たってカッサカサに乾いておりました(笑)

口の中がパッサパサ・・・しんじゃう~~~!

 

いや、ごちそうさまでした。

 

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ここから地獄の閻魔坂までは約5キロの田圃道。

 

でも、給水所は私設もあるので2キロくらいおきにあります。

これには助けられました。

 

1キロも走ると喉がカラカラで呼吸するのもつらい。

汗がでないので体温が急上昇!!(俺の場合は風邪の熱?)

 

フラフラとオアシスのような給水所に駆け込みました。

給水所は小さい子供や、中学生が元気いっぱいです。

 

「がんばれ~~~おねがい

 

声援を送ってくれる子供たちに、弱弱しい笑顔でおっちゃんは手を振る。

 

きっと、子供は怯えていただろう(笑)

 

そして2回目のスペシャルドリンク地点。

 

この時点でキロ6分を切ることが困難な状態。

もうね、風邪薬を置いておけばよかったと後悔しましたよ。

 

エイドにエアサロやバンドエイド置くなら風邪薬も置いてくれ!!

などと悪態をつくおやじ。

 

すでに限界を超えております。

 

閻魔坂は最初から最後まで歩きましたよ。

ええ、誰が何と言おうと歩きまくりましたよ。

サブ3.5ランナー返上します。

 

坂を上るのに10分

もはや完走レベル。

 

いや、意識も朦朧としてきて完走も危ない。

 

ここからは余り記憶がありません。

とにかく、苦しかったのと、脚が動かないので前に進まない。

 

よろよろと走り、給水所で浴びるように水を飲んでは走る・・・

 

ラスト5キロ地点からは、走りたくても足が動かない。

手が痺れて、頭が痛くて、フラフラする。

 

だめだ、リタイヤしよう・・・

 

そう思った瞬間、前を走っていたランナーがヨロヨロ~~と蛇行。

 

あぶねぇ!!

倒れるんじゃね?!

 

「大丈夫ですか?」

思わず声をかけました。

 

「え?あ?!はい」

無意識によろけていたようです。

 

限界を超えている事に気が付いていないんだ。

そう思ったら、自分の状態が良くわかってきました。

 

もう、歩こう。

 

1分ほど歩いて、1キロ走る。

 

だましだましながらも、意識をしっかりもって前を進む。

 

スタッフや沿道の応援には応えよう。

(ひきつった顔でもいいさ、笑)

 

プロじゃないんだから、速く走るのが偉いんじゃない。

自分の限界を知って、最後まで頑張って、楽しむのが大切。

 

いろんな言い訳を考えながら走っていたけど、最後はそんな言い訳を思って走りました。(というかほぼ歩き)

 

ゴールの赤じゅうたんが見えた時は自然と笑顔になりました。

 

まばらな応援の人たちの中に娘と奥がいるのを確認!

 

「帰ってきたぞ~」

 

6年目、11回目のフルマラソンは本当に辛く厳しい42キロでした。

 

でも、ラスト 0.195キロ は今まで一番楽しかったです。

 

タイムはワースト2でしたが、ゴール後の気持ちはベスト1でした。

 

マラソンって不思議なものです。

 

次回はアフターというか反省と次の目標を少し書きます。