DASUケアLABの大関です
三重県津市にあります
美里ヒルズさんでの
実践報告会に、28日に参加してきました。
4人のリーダーさんの発表のうち、
昨日はお一人だけ書いて胸いっぱいになってしまったので
今日は後半です・・・
「施設はどこまで住まいになりうるか」
昨日のブログはこちら
次の発表は
福祉用具を取り入れてから変化した
ユニットでの気づきと利用者さんの良い変化、について。
これで良いのか!?
毎日の中で、そう思うことってきっとある。
でも、忙しいとその?は
そのまんまになりがちです。
でも、こちらのリーダーさんは
ある方の移乗時の表情が辛そうだったことに気付いた時
これで良いのか!?
が表立って発動したんですね。
もっと良い方法があるんじゃないか?そう考えた時に
スライディングボードを使うことにしてからの変化、
が 大きな発表テーマでした
変化、って悪い面もあれば良い面もある。
スライディングボードを使うようになると
人力で移動を全介助としてやるよりも
時間がかかる。
そこについての指摘が、スタッフさんから出たそうです。
そんなユニットでの反応と、
そこについて、どう捉えていったかの記録が
とってもリアル。
単純に言えば介助者が全部してしまえば早いじゃない。
そう思う人もいるかもしれない
でも、
ボードを使って自分の力も使ってベッドに移る
その行動になることで
その方の自信が取り戻されて
表情が一気に変化したこと。
そして
ボードを使って介助する時に
少しだけ伸びた時間は
話をしたりコミュニケーションをとる
時間になったこと。
そんな目に見える変化と
見えにくい隠れた変化、
どちらも良い方向に向かったものが
しっかり伝わってきました。
スタッフの言葉も受け止めて
その、理由を現せるかどうかって
なかなか出来るようで出来ない気がします。
そこを乗り越えたユニットの職員さんが
チームとして良い循環になっているのが見える
そんな発表でした
スライディングボードってなに?って方はこちらご参考に
特養を施設ではなく住まいに
今までと変わらず
普通に暮らし続けられる場所に。
認知症になっても
身体の自由がきかなくなっても大丈夫。
そうでない人と同じように、
普通に暮らし続けられる
家族や地域の人たちとの関係性も変わらない
地域で暮らし続けることができる
そんな場所を作りたい
今日も明日もいつも
ありがとう
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