空軍の失敗
ナチス党躍進の立役者として、ドイツ共和国議会議長も務めたこともある、元撃墜王のヘルマン・ゲーリング。
彼はドイツ空軍創立の父であり、予算獲得とおねだりの名人だった

彼は今回の陸軍の活躍に嫉妬していた

『ワイの空軍が頑張って支援してるから、陸軍は勝ってるのに、無視しないでよ、おじさん
』ダダっ子ヘルマン君は、
『ダンケルクの始末は、ワイの空軍だけに任せてや
』そうダダをこねたのだ。
『勝ったとはいえ、戦車の消耗も激しいし、ヘルマン君に任せるべ』
おじさんはフランス国内完全制圧のために装甲戦力を温存したかった。
そんな訳で、ドイツ空軍は自慢の急降下爆撃機をバキバキに投入して、漁船まで使ってイギリス本国に逃げる連合国軍に攻撃をかけた

『船が沈まないよ、おじさん
』漁船などは小さすぎて当たらない。
大きな船は当たっても穴が空く程度で簡単には沈まない。
船を沈めるには魚雷で穴を空けて沈めるのがセオリーである。
爆弾では穴が空くくらいで沈まないのだ。
そんなことができるのは日本の海軍航空隊くらいで、陸戦しか知らないドイツ軍にはできなかった。
こうしてまんまと逃げられてしまった…
