概要
1948年、航行中のシルバースター号はインドネシア・マラッカ海峡で一つの無線信号を受信した。
その無線信号はインド・ジャカルタに向かって航行中だったオランダ船籍の商船オーラン・メダン号からの物であり、この船の無線技士と思われる人物からであった。
彼は、船員のほとんどが死亡したこと、そして自分自身も死の危機に瀕していることなどを伝え、無線は途中で切れてしまった。
不審に思ったシルバースター号はオーラン・メダン号に近づき船員を乗り込ませると、オーラン・メダン号の乗組員たちは恐怖におののくような凄まじい形相で倒れている死体が山のようにあったという。
死体は人間だけでなく犬までもが死体となって発見された。
まるで死の直前にこの世の物とは思えない恐ろしいものを見たかのような表情をしていた遺体であったが、その遺体のどこを調べてみても外傷らしき傷は何一つなかった。
それどころか、この船、オーラン・メダン号自体全くの無傷であったのである。
ますます不審に思ったシルバースター号の乗組員たちが船内の調査をしようとしたその時、オーラン・メダン号は激しい爆発音とともに炎上しシルバースター号の乗組員たちは撤退を余儀なくされた。
乗組員たちの撤退後、激しく炎上したオーラン・メダン号の船体は傾き、多くの乗組員たちの亡骸を乗せた船体は海の底に沈んでいった。
後日、調査がなされたが詳しい沈没原因などは特定されず『何らかの突発的要因による』として片づけられた。
乗組員の死亡原因に至っては船体が炎上したこと、沈没していることなどから手掛かりがほとんどなく、今現在もほとんどが謎に包まれており死亡原因は特定されていない。
ちなみに、オーラン・メダン号へ近づいた際の状況をシルバースター号の乗組員が後に語った話によると、事件当初オーラン・メダン号の船体は無数の鮫によって取り囲まれていたということである。
これが何を意味するのかは分からないが、一説には有毒ガスの発生などが挙げられているが、これも有力な見解というまでには至っていない。
乱丸のコメント![]()
海難事件で有名なメアリ・セレスト号事件がありますが、この事件と違うのはメアリ・セレスト号には誰もいなかったというところですね。
オーラン・メダン号の場合、全員が死亡していたらしいですね。
外傷もないようですし、いったい船内で何が起こったのでしょうね![]()
突然の爆発も何故起こったのでしょうか![]()
謎が多すぎますね![]()
「この世のものとは思えないものを見たような表情」をしていたっていうところが怖いですね![]()
