ホープダイヤモンド
現在スミソニアン博物館のひとつである国立自然史博物館に所蔵されている45.50カラットのブルー・ダイヤモンド。
いわゆる持ち主を次々と破滅させながら、人手を転々としていく『呪いの宝石』」として有名である。
現在では、ホープダイヤはその周りに16個、鎖に45個のダイヤをはめ込んだ白金製のペンダントの中央を飾っている。
呪いの伝説
☣ペルシア軍のインド侵攻の際ペルシアに渡り、軍の司令官が国王に献上する。
■農夫はペルシア軍に殺害される。
■司令官は親族のミスが理由で処刑。
■国王は謀反で殺される
☣フランス時代
■ルイ14世が宝石を入手した頃からフランスの衰退の一端の兆しが現れ始めた。
ルイ14世以降のフランス経済は停滞し、フランス革命の原因となっている。
■ルイ15世は天然痘で死亡。
■ダイヤの持ち主となったルイ16世と王妃マリー・アントワネットは、そろってフランス革命で処刑された。
ちなみにマリー・アントワネットの寵臣ランバル公妃は、このダイヤを度々借りていた。
ランバル公妃は革命軍によって惨殺された。
☣1792年の窃盗団は出所を不明にするためカッティングさせた後、アムステルダムの宝石店に売り飛ばす。
■宝石商の息子がダイヤを横領し、宝石商はそのショックで死亡。
■盗んだ息子も自殺。
☣ホープ家の手を離れたあとの所有者
■ホープ家の崩壊後、フランス人の宝石ブローカーが購入するが発狂した挙句自殺。
■パリのレヴュー劇場の女優、ラドル嬢が買い取るが、舞台上で愛人(ロシア大公カニトウスキーとされる)に射殺され、その愛人も革命家に殺される。
■オスマン帝国のスルタンに渡るが革命が起きて失脚。
■ギリシア人の宝石ブローカーに渡るが自動車事故で家族全員が死亡。
「呪い」の話は、1909年にロンドン・タイムズの6月25日号において、パリの通信員が「悲惨な最期を遂げた」とする架空の所有者を多数含んだ記事を寄せたのが最初であるとされる。
さらにこれらの伝説を拡大する役割を果たしたのが、フランシス・ホープと離婚したメイ・ヨーヘだった。
彼女は離婚後の愛人と別離し、ダイヤを愛人に奪われたと主張したり、自分の不運がダイヤのせいだと決めつけた。
(不思議なことに、その愛人と再びよりを戻して結婚、再度離婚した)2度目の離婚後、メイは「ダイヤモンドの謎」という15章からなる本を他の執筆者の助けを借りて書き上げ、その中にさらに架空の登場人物を加えたのである。
ついには彼女は自分の書いた本をベースにした映画を作らせ、それにフランシス・ホープ夫人役で主演し、ここでも話の誇張と人物の追加をしている。
メイは映画の宣伝と自分のイメージアップのためにホープダイヤの模造品を身につけていた。
YouTubeから、ホープダイヤ
https://www.youtube.com/watch?v=UMXNHy1HV30
乱丸のコメント![]()
映像を見ましたが、たしかに高価そうですが不気味な感じがしましたね![]()
あれほどの大きさのダイヤなんて、そうそうないでしょうから欲しがる人も多かったでしょうね。
マリー・アントワネットが所有していたのは知りませんでした。
彼女の処刑はギロチン刑だったらしく、普通は顔を下に向けて行われるらしいですが彼女は上を向かされて処刑されたという説もありますね![]()
人の手に渡ると不幸が起こる![]()
博物館に保管しておくのが正解ですね![]()
