みなさんこんにちは。
酒井根走遊会です。
ニュージーランドの“警報レベル4“が発令されてからすでに1週間が経過しています。
4月2日の段階で確認された国内のCovid-19感染者数は790人以上となっています。
"Be kind" "Stay home" "Save lives"
毎日呼びかけられる中で、一人ひとりが今できることをできる範囲で行っています。
先日紹介した“バーチャル・ランニング・チャレンジ”における国内全競技者を対象とした
“アスレティクス・ニュージーランド・バーチャル・レース・シリーズ”http://athletics.org.nz/Events/national-virtual-5k-champs
の詳細が発表されたので紹介します。
4月1日~4月12日 バーチャル・マウンテン・ラン
4月13日~5月3日 バーチャル5k選手権
5月 バーチャルリレー選手権
6月 バーチャル10k選手権
ルール
全ての競技者は自分自身で行う危険を理解し、安全管理に勤め、政府の規則・交通ルールを厳守すること
一人で行う
全てのレースにおいて、一人で走らなければならない。もし同じ世帯に住んでいる人がいるならどう世帯の人は可能(例えば親子で行うなど)
・ どこかに行く必要はない
家から可能な限り近くの場所で記録をとること。自宅をスタート・ゴールにすることが望ましい。おそらくコースはそこまで走っていって、(記録をとることを)行える場所になる。
・ 自分の脚で走ること
スクーター・自転車・ローラーブレード・ローラーシューズの使用は禁止。ランニングシューズを履いて行う。GPSの結果を分析する。)
・ コース
コースは折り返しコースか周回コースでなければならない。(GPSの記録を使用する。)コースにおけるポイントを設定する予定。
・ ランニングトラック
ランニングトラックの記録も可能とする。政府の規則を守ること。ストップウォッチのみの記録は認めない。GPSの記録を必要とする。
・ 地形
1㎞につきアップダウンの合計が-5m以上にならないようにする。
・ 安全管理
安全な遊歩道で走ること。これは他の交通・歩行者の邪魔にならない場所。歩行者のために2mの距離を確保できる場所。
・ 保護者
16歳以下の選手は保護者の協力を得ることができる。(サポートする人はおそらく自転車で並走・先導になる)
16歳以下の選手は、保護者・同世帯の人とGPS機器を共有することができる。共有して記録したデータに関しては記録と共に選手・GPS機器の持ち主・ストラバのアカウント名を記載すること
・ トレッドミル
トレッドミルでのランもできる。しかし勾配は1.0%以上が推奨される。トレッドミルの結果は1.01の倍数によって算出される。(おそらく部門ごとのポイント参照)これらはバーチャル選手権のタイトル・表彰には適応外とする。
ここまでが大きな枠組みで、各選手権(5k・10k・1k・リレーなど)は選手権毎のルールがウェブサイトに明記されています。
例えば5k・10k・1kは開催期間の間に3回のタイムトライアルを行って、各クラブでコースなどを基にして(ダウンヒル・アップヒルコースなど)、ポイントを付与する形で行われ、3回の合計ポイントで競うようになっているようです。
実際10㎞・5㎞を月に3回タイムトライアルするのはかなりきつい気がします。
しかしこの取り組みが、アスレティクス・ニュージーランド、ニュージーランドのランナーのモチベーションの一つになることは間違いないと思います。
国内選手権での結果を求めている選手にとっては、現在の状況で健康状態を保つ程度の練習の中で、単調な毎日に時に刺激を与える意味で、もしくは楽しめるイベントとして。
普段から“楽しむこと・ソーシャライズ“中心の選手にとってはいつも競い合っている仲間と競争してオンラインでの会話のきっかけになったりすると思います。
“プレッシャーの中で厳しく自分を律して結果を追求する“という時期ではないことは全ての選手が理解しています。この期間にプレッシャーや不安を取り除き、”楽しむランニング“を追求するようなアスレティクス・ニュージーランドの取り組みです。
このような状況だからこそ優先してやるべきことをやる。
それは“制限された中で今まであった選択肢が減る”というネガティブな考え方ではなく、
“今まで見落としていた選択肢があった”・“新しい選択肢があった”など
ポジティブにとらえてこの期間のランニングを楽しめればとおもいます。
昨日の練習は60分JOGをして終わりました。
ただの60分JOGは久しぶりでしたが随分楽に走れたので良かったです。
明日からは暖かくなってくる予定なので、また5㎞
ではなくAlbermarle Rdの坂ダッシュに挑戦していく予定です。
それでは今日もHave a nice day👍