8月14日(水)
久しぶりに酒井根走遊会ホームトラックである、
松戸市運動公園陸上競技場にて練習です。
2000‐2000‐1000‐400‐300‐200
(6’00‐6’00‐FREE‐Free‐Free‐Free)
を実施!
I藤和は関東選手権に向けて、スピード&フォームチェック!
A食くんは夏練習間のスピード練習!
T本啓はフルに向けてのフォーム修正!
ということを目的に取り組みましたが…
T本啓は2本目2000で撃沈
スピードは出るのですが、安定したレースペースを作れません。
A食くんは動きがスピード対応できていないようでした。
今回はこのスピード対応、レースペースといったところに着目
こちらは2000mの800m手前
今回それぞれ感じたことは、ストライドが小さいこと。
走っている時に『ストライド狭いな~』
というような感覚ではなく、
走っているときは、接地後に『グっ』と前に出てくる感覚がない。
というのが感想です。
これはJOGの時から感じており、
I藤和は通勤JOGの中で長い上り坂で、
スポットにはまって『ポンポン』と楽に上がれる感覚がなくなり、
パワーで地面をプッシュして上がっている
ことを感じています。
T本啓もJOGの上り坂で、スピードアップで、
脚が張ってくる
ことを感じています。
ストライドの欠如はこのあたりからきているのでは…といった見解です。
スポットにはまらない
→体が前に進む力を得られない
→力を筋力からつくる
→地面をける
→膝が返ってこない
→膝の出る位置が近くなって地面に接地する
→スポットにはまらない
といったルーティーンにはまっているのではないのかな。
といった見解です。
世界陸上で短距離の選手は、
膝があまり曲がらず、体の前で挟み込む、
この動きだけで走っているような印象さえ受けます。
お時間がありましたら、昨年の動き(練習・レース)と
今回の(練習)動画を見比べてみてください。
膝の出る感覚と脚の流れる位置にずいぶん差があることを見て取れると思います。
T本啓は芝生トラックで練習していて、キックと足の回転は早くなったのですが、
ストライドが出ていないので、エネルギー消費を抑えられず、後半かなりたれています。
スピードにのったら、そのスピードを活かしつつ一番効率よく走れるポイントを探すことが重要です。
昨年撮りためた動画を活用する時が来たようです。
ここで陥りやすいこと、
『練習量が足りないから、走れなくなったんだ…』
と単純な考え方に陥らないことです。
確かに減ったかもしれませんが、いい動きを作ることが最優先です。
ただたくさんJOGをしたから回復するものではないということです。
では何をするのか?
I藤和は股関節の柔軟性と張腰筋郡への刺激を入れて走りにつなげることを意識して改善できるのでは、ということを考えています。
T本啓は上り坂のJOG、平地JOGで接地ポイントをやや前に持っていくことと、脚を体の前で挟み込むだけでJOGをするといったようなイメージで改善に取り組みます。
とりあえず、考えながら修正していかないと練習に対する意味がなくなるということですね。
話はかわりまして、
T本啓は今スピードが出ます。
学生の時に『スピードがない』
ということに劣等感を感じていましたが、いま結構出ます。
しかし、それが1000mや2000mにつながって行かないようです。
むかしミドルの人たちはスピードにゆとりがあるから、10000m・ハーフも有利では…
と感じていたのですが、そう単純なことではないようです。
スピードを入れつつ、距離を伸ばしていく。
これに一番重要なことは、
走る距離を伸ばしていくことよりも、
いい動きを様々な距離に対応させる練習に取り組むことだと思います。
ベースは200~400mと1000mでしょうか。
このあたりの速い動きを基本練習として、
5000m 10000m ハーフ フル
に取り組んでいきたいと思います。
まずは、I藤和の関東選手権に注目!
中学時代以来の千葉県8分台ライバル対決ですね 笑