あなたは 『スピード派』ですか? 『スタミナ派』ですか?
大切な試合に向けて 『スピード重視』 『スタミナ重視』 の練習で迷うこともあるかもしれません。
今回は練習について記します
酒井根走遊会はポイント練習はほとんど『スピード』に当てます。
そのこころは…
・スピードで動きを作る
・スピードでレース対応する
・スピードで切り替える
→I藤和はレースペースで最初に引っ張ってもらいリズムを作ります
→T本啓はレースペースより速い入りで突っ込んでから、リズムを作ります
「スピード練習をすることでお互いに必要な部分を速いペースの中で作っていきます」
あとはこれをレースで実践するだけです。
スタミナをつける練習は『JOG』です。
そのこころは…
・体調で距離・ペースを設定できる
・ドリルを入れて自由な判断でできる
・考えながら丁寧に動きを作れる
→I藤和はドリルをJOG前に入れてはまるいい動きを作ってはいる
→T本啓ははまるところを探しながら時間をかけてペースアップ
「JOGは自分のはまる感覚で切ったり延ばしたりして気持ちよく走る」
あとは無理のない感覚で距離を走るだけです。
やってはいけないと思われる練習
『スピード練習編』
1000×5(3’00 R200)→5000mで15’10~15’00を目指す場合、下記の感覚は
→タイムを追いすぎて動きが悪くなる
→ゆとりが全くない
→レースを意識できない
このような状況の場合、設定タイムで練習ができても5000mのレースにはつながらない
『スタミナ練習編』
10000mペース走(3’20)→5000mで15’10~15’00を目指す場合、下記の感覚は
→ゆとりがない
→いつまでもリラックスできない
→腕・脚の感覚を何も意識できない
このような場合、設定タイムで行えても疲労の蓄積・故障の要因をつくるだけ
改善ずるための練習方法
『スピード練習編』
例) 1000全力2分45秒の選手
200(32)+400(66)+1000(全力)+200(32)+200(32)
→200・400でゆとりのある感覚をつかむ
→1000全力でスピードの出し方を意識
→200・200でスピード感の確認
ペースと動きに意識をおきながら練習できる
『スタミナ練習編』
例) 1000全力2分45秒の選手
8000mビルドアップ(3’40-30-20-00) 2000毎上げる
→40-30では接地・腕振り等を確認しながら
→20では上がりに備えてレースのためを意識
→00ではレースの動きを作る(ペースを上げられるように)
動きに意識をおき、ラストの局面でスパートできるスタミナを残しておく感覚を養える
I藤和「動きがつくれていれば、無理に3000・2000・1000などをやる必要はない」
→「レースに向けて1000×5ができた」 「2000×3ができた」ではなく
→1000×1でもこの動きができていれば、この感覚があれば大丈夫
といった状態になれば、レースで結果は出るものです
※きつい練習は地力を高めるために必要です。しっかりと時期と現状を把握して練習しましょう!!
酒井根走遊会のHP(掲示板)にサラザールの理論が掲載されています。
とても参考になりますので是非御一読を