上達
朝目覚めると、「あっちゅん、あっちゅん」 5ヶ月の長女ナツキが
咳き込んでいる。考えてみれば、子供の頃と比べて随分上達した
ことになる。今の自分。咳き込むこともあるし、痰がからむこともあ
るが、その対応に熟達した。そんな日常の些細なことに、上達を感
じたタイミングをなんとなく思い出してみよう。小学校にあがった年の
秋、咳き込みの苦しさが少し和らいだのを感じた。それまでは痰がか
らんでも、しばらく咽たりぜーぜーしたり。風邪か喘息か知らねども、
頻繁に苦しい思いをしていたのだ。つい最近、親子5人共アレルギー
体質ではと診断された。梅雨時と秋の入り口は、気圧の変化も盛ん
らしく、それは咳き込むこともあるでしょう。「ナツキ、おはよう」 上体
を起こして縦抱っこ。背中をとんとん、だがしかし、そう簡単にはいき
ません。「ふえーん、ぶえーん」 とうとう苦しくて、濁った高音の泣き
声をあげます。「そうか、苦しいねー」 とんとん、とんとん。どうかゆっ
くりでいいから、ひとつひとつ上手くなっていっておくれ・・・・!
