昨日の深夜
昨日の深夜 我が家に女の子が 生まれた
「押して 押して」 「押すの?押すの?」
果たして自分も こんなふうに
たいへんな思いをして させて 出てきたのだろうか
きっとそうに違いない
それでもほんとうに
大きな産声をあげる赤ん坊を抱いて 目尻に涙ためる妻を見て
安堵する自分の平安さよ
どれくらいの時間がこのように 続いていってくれるのかと
子が生まれるたびにまた生まれた この不安な心持ですら
何よりの平安 どこまでも
そういえば 思い出す あのオレンジ色は電球の色
顔の上でクルクルまわる ピンク色のおもちゃ ゆっくりと
音楽に乗ってクルクルまわる 少し飽きて寝ている位置を変える
これがまたたいへんなんだ 赤ちゃんの君 分かるよね!

