人生万歳
永 「民俗学のほうでいうと、最初に入ってきた人にやさしくする人
というのは、そこの集落の中で浮いている人で、皆が歓迎したら、
それは早く帰ってもらいたいから歓迎してるんだと。この二つを押
さえておかないとうまくいかないんですね」
・・・・「人生万歳」 永六輔 瀬戸内寂聴 ~新潮文庫~
やっぱりそうか。僕は(ずうずうしい表現だ !)どちらかというと初め
て会う人に好意的で、それは悪いことではない、ぐらいに思ってい
たけど、むむむ・・・。浮いてるとか、空気が読めないとかって経験、
確かに多いかもしれない。
でも、みんなが歓迎してくれたら、それは帰れの合図なのか。それ
は困った。ついつい歓迎ムードに任せて長居してしまったりして。宴
もたけなわ、気持ちよく過ごしている時間の内に、帰りのタイミングが
あるってことかな。それなら分からなくもないけど・・・。
ま、この永さんと瀬戸内さん。お二人の前向きトークを窺っていると、
歓迎ムードに甘えさせてもらいたくなっちゃいますよ、それは。読書っ
て、随分自分勝手に時間を使えちゃうもので、浮いているとか、KYと
かってことと無縁の、極楽浄土を覗かせてもらえるんだな。民俗学の
ほうでは・・帰ってください・・ってのも面白いではないの、と達観できて
しまうくらい他人事。今夜はちょいと長居させてもらいますよ・・・・!

