サントーシャ
サントーシャ ~知足~足るを知るということ。
ヨガの考え方には、普段何気なく考えている思索や思想のようなものを、
ズバリ言葉にして言い切ってしまう強さがある。
「”知足”の結果として、人は無上の喜びを得る。ここでわれわれは、知足
と満足の違いを理解しておかねばならない。知足とは、幸福を求めて外界
に赴くことなく、ただ’あるがまま’であることである。もし何かが来るなら来
るがままにさせる、来なければ来ないでそれも良し--。知足とは、’好悪’の
ないことである。」
ってことでいうと、思いっきり求めて赴いてばかりいる。今日も海へ、街へ
赴いては、ささやかな満足に浸っていたのだ・・・。まあまあ、焦らずいきま
しょうよ。
横浜の街には、欧州への憧れと、歴史の足跡、港特有のいいかげんさ
と、すがすがしい風の馨りがある。
山下公園では十数人のアーティストを招いて、国際アートフェスタなるも
のが催されていた。白いテントで囲まれた真ん中は、行き場を失った風船
達が互いに絡まっている。各テントに待ち受けるアーティスト本人は、直接
作品について解説して下さるとか。そんなアートに興味がないわけでもない
が、やはり今日、たった今、何を美しいと感じるのかといえば、港をいく貨物
船の音、アスファルトを照らす光、橋の中央からビルの隙間にぬける風、セ
ンスよく着飾った観光客の表情。作業着姿の工事の人。
やはり満足は、自分の身体の周りをきめ細かく包み込む空気の先に見えた。
こうなると最早数多ある呼吸法は、あえて意識せず。「お腹からー、胸からー、
鎖骨からー」の声を聞かずとも、体の隅々まで取り入れた空気が、ゆっくりと
エネルギー(プラーナ)に変化してゆく。
さーて、そろそろクラブに戻って、小学生クラスと格闘して、更なるプラーナ
で満たしますか!
知足? まだまだ、先は長いようだ・・・。
