ドライブ
ちょっと時間ができた。しかもまだ太陽がいる。
こんな時は・・・・よーし海の方へドライブだ。
「ポケモンカードやろうよ!」
「え?よく聞こえない・・ポケモン?」「うそでしょ・・!」
「海行こう海、ちょっとご褒美あるかもよ」
「じゃー行くー!」 よ、よかった。
とにかく海の近くへ、でないと体がどんどん乾燥してしまう。
頭がどんどん固まっていき、呼吸が速くなって息苦しい。
そんなわけはないのだが、海の近くということがわかると落ち着くのだ。
子供二人は半ば強引に連れて行かれ、多少寒い北よりの風の中でも
砂浜に放置される。いや放置はオーバーだが「ほら、海だぞー」とさも
素晴らしいところにいるんだぞ、と演出する。
そのうち「わーい、綺麗な貝があったよー」とかで盛り上がり、そのうち
「おい、砂はやめろ砂は!」とアクティブな感じに変化。
自然と戯れる、とか風を太陽を浴びて、とか子供には何が大切、とか
ぜんぜん関係なく、もう衝動的に海に向かってしまうのだ。
「今度はポケモンカードバトルねー」
「海の近くでな」
「はーい・・・?」
