こんにちは、大新生殖中心 日本人スタッフの橋本です。

 

当院には独立した生殖センターがあり、

豊富な経験を有する専門のスタッフが受精や培養を担当しています。

本日はそんな当院生殖センター(培養室)の様子について

詳しくご紹介いたしますキラキラ

 


当院の培養室は2階にあり、ナースステーションを通り過ぎた後、
手術室の向かい側に位置しています。

 

 

設備について

 

当センターでは、世界シェアNo.1のデンマーク製「K-system」と

日本から輸入した「Astec」の二種類のインキュベーターを導入しています。

この二つの培養ラインによって胚にとって最も安全で質の良い生育環境を確保することができます。

受精時には卵子の安全性を確保するため「紡錘体検出技能」を使用したり、

胚盤胞となった後には「ガラス化凍結法」と「レーザー孵化補助システム」を駆使することで、より高い妊娠率・出産率へと繋がっていきます。

 

 

培養士について

 

当センターの胚培養士は全員が国立大学の研究機関を卒業した専門家であり、
臨床胚培養における10年以上の経験を有しています。

より高い妊娠率を追求するために、生殖医療の最新の知識と技術を継続的に学習し

更新するための学術研究チームがセンター内に設置されています。

 

 

環境について

当院の生殖センターは独立した部門であり、

生殖センターはすべて国の保健機関が定める人工生殖施設の基準に準拠しています。

壁、天井、床は細菌の増殖を防ぐために特別に処理されており、耐火性の素材で作られています。

その他にも室内のほこりを最小限に抑えるための高性能HEPAフィルターが設置され、

普段は人の出入りも厳しく管理されています。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

普段あまり目に触れることのない生殖センターですが、

日々皆様の大切な卵子や胚盤胞などを扱う、当院の心臓部分でもあります。

実際にどのような設備・機器があって、どのようなことが行われているか知って頂いて、皆様に少しでも安心して治療を受けて頂ければ幸いです。

 

次回投稿は胚の培養に関連して、

「タイムラプスインキュベーター」についてご紹介いたします!
お楽しみに~キラキラ

 

---

卵子提供・着床前診断の 大新生殖中心

 

お問い合わせや動画視聴の申請はこちらよりお願いします。