2024年07月26日(金)公開



初日に観てきました。だしまきです。


田舎の不便なところは、近くに映画館がないところですね。

有給休暇を勝ち取って、仕事の日よりも早起きして、車で2時間かけて、劇場に向かいました。


もうね、もうね、映画化が決まってからというもの、ずっと楽しみにしてたわけで。

DVDもね、何度も見返してね、準備は整ってるわけです。

…ちょっと体調悪いけど。

前日、まさかの早出残業で3時間早く出勤した挙げ句深夜0時にタイムカード切りました。帰宅してお風呂入って1時半。

病み上がり+長時間労働+寝不足

それでも準備は、整っている…!!




※以下、映画感想や個人的メモ。ネタバレ多数有り※

だしまきは阿呆なので感想文や考察も阿呆です。モノノ怪という作品に対する愛は紛れもなく本物ですが、ひとによっては不快にさせてしまうかもしれません。

「何でも来いやー!」という方のみ、この先にお進みください。

そしてなんと。だしまきはスマホのメモ帳に文章を書き、それをコピーしてここに貼り付け投稿しているのですが、文字数制限をくらってエラーが出ました。

ですので、何度かに分けて投稿いたします。


読み終えた後に色々申し立てられても知りません。








和紙テイストの絵巻物のような世界観はそのまま、でも初めてモノノ怪を観る方にも受け入れられる感じに、なんとなくテレビシリーズよりもちゅるんとしてた。

もうちょいガサガサでもよかったなーと思ったけど、映画ですから。仕方なし。


襖がパタンと閉じる演出、包みが開いておむすびの良い匂いが立ち登る時の香りの表現、

モノノ怪、おかえり。

という、じんわり温かい感情。


薬売りさん、やはりビジュ最高でした。

髪の毛ふわふわ、テレビシリーズより表情豊か。お目目カッと開いて犬歯が見える表情、特に好。

あんよがね、とってもえっちでした。テレビシリーズよりも映画版の方があんよの装備がシンプルだったから、すらっとした御御足がとても美しかったですえへへ。

最初に発した一言はちょっとねっとりしてたから、んん…?と思ったけれど、前情報で

テレビシリーズと別人というのは分かっていたし、演者がそもそも違うので。

お話が進んでいくにつれて違和感無くなりました。


そんな薬売りさん、中盤くらいまであんまり出番は無かったですね。

大奥は男子禁制なので、モノノ怪が何かしらやらかすまで薬売りさんは大奥の表〝七つ口〟という場所で油を売っております。

「薬は売っておりますが…油は…」

なんてね、作中でもしっかりお茶目な事言ってました。


大奥ってところは

〝自分の大事なモノ〟を捨てなければならない。

という謎の胸くそ洗礼があるそうでして。

美味しそうなおむすびが、バサバサと問答無用で井戸に投げ捨てられるシーンは、心が痛くなりました。

食べ物を粗末に扱っちゃいけませんって、習わなかったんか?

だしまきはお茶碗のお米一粒だって残したくない民なのでね、純粋に嫌だった。


このお話のメインキャラは、新人女中の女の子。


新人女中

カメ→天真爛漫な可愛い女の子。ちょっと空気読めない。大奥はキラキラしていると思っており強い憧れを抱いている。御水様の井戸に大事な櫛を捨てた


アサ→美しく強かな女の子。真面目で仕事できる。字が上手。大奥でキャリアアップを目指している。井戸には何も捨てていない



そして二人の新人女中と時を同じくして、幕府から派遣されてきた二人の武士が、大奥を嗅ぎ回っております。

なんか天子様(やべえ偉い人)と奥さんの間にお子が誕生したらしいけど、普通は出産前に行われる催し〝大餅曳〟が色々あって出産後になったらしい。

その〝色々〟が何やら怪しいらしく、真相を突き止める&催しが滞りなく終わるのを見届けるお役だそう。


二人の武士

三郎丸→真面目。ちゃんと仕事する。御中臈の一人フキの弟


平基→おちゃらけ。女好き。作中何度も女中をナンパしていた。面白眼鏡。


三郎丸も平基も、何か不穏な気配は察知しているらしく、平基が「幽霊」という単語も口にしてた。


この二人の武士は、特別に大奥に入っていいよーっていう通行手形なる木札を持ってるらしい。

まあ薬売りさんはいざとなったら手形持ってなくても押し入るんだろうなーと思いつつ、本人はずっと七つ口でモノノ怪待ち。

七つ口の門番、坂下とお喋りとかしちゃってさ。

大奥の中では、毎朝毎朝、女中たちが不味い水(御水様の水)飲まされてんのに。

アサちゃんとカメちゃん、「ゔぇ…」ってなってて可哀想だった。そんな水捨てな!ばっちいから!!

なんか色々ぽーいって捨ててる井戸の水じゃん?飲めんの?飲んで平気なの?お腹とか、痛くなんないの?

でも他の女中は普通に飲んでたので、慣れる?大奥の暮らしに馴染むと…?


坂下→大奥の七つ口の門番の男。仕事は真面目にこなしている。新人のカメとアサを心配している。良い奴。テレビシリーズ化猫でいうところの、小田島の立ち位置かな?と個人的に思っている


そんな坂下の心配を他所に、アサとカメが大奥で頑張る姿が描かれていく訳ですが。

何も起こらない筈、ないよね。だって薬売りさん、モノノ怪を斬りに来てますから。



次回

だしまき、わりと真面目に考察

薬売りさん、大奥に押し入る





文字数制限つらい。




だしまき