【パリ時事】ギリシャ文化・観光省は17日、首都アテネの古代遺跡アクロポリスなど国が管理する遺跡の一部について、広告会社などによる商業目的の利用を有料で認める方針を明らかにした。厳しい財政事情を受け、国の「資産」を少しでも有効活用するのが狙いだ。
AFP通信によると、同省は「開放」第1弾と見込まれるアクロポリスについて、プロの写真家による撮影用に1日1600ユーロ(約15万6500円)で貸し出すと説明。貸し出しに際しては厳しい条件を課し、収益は遺跡の維持・管理に充てるという。
一方、考古学者らは商業利用に対し、かねて「遺跡を冒涜(ぼうとく)するものだ」と強く反対している。