【ローマ=末続哲也】イタリアのANSA通信などによると、伊中部ジリオ島の沖合で起きた大型クルーズ船「コスタ・コンコルディア号」(乗客乗員約4200人)の座礁事故で、船内から16日、新たに乗客とみられる男性1人が遺体で見つかり、事故の犠牲者は6人となった。依然、16人の安否が確認できていない。
一方、15日に遺体で発見された2人は16日、イタリア人とスペイン人の高齢の男性乗客と確認された。
船を運航するコスタ・クロチエレ社のフォスキ最高経営責任者(CEO)は16日の記者会見で、船が航路から外れて座礁したのは「人為的なミス」だったとし、船長の責任を認めた。伊コリエーレ・デラ・セラ紙は、船長が、乗船していた同島出身の乗員のために船を島の海岸部に近づけたと報じた。