【ローマAFP=時事】イタリア中部ジリオ島の沖合で13日午後8時(日本時間14日午前4時)ごろ、地中海をクルーズ中の豪華客船「コスタ・コンコルディア号」(乗客・乗員約4200人)が座礁し、浸水した。同国メディアによると、パニックに陥って海に飛び込んだ男性ら少なくとも8人が死亡、30人以上が負傷した。数人が行方不明になっている。
乗客・乗員の大半が救命ボートで脱出したが、200人程度が船上に残されているとみられる。船は全長290メートル。
乗客の一人はANSA通信に対し、「夕食の最中に突然電気が消え、大きな衝撃音が聞こえた」と証言。その後救命具を着けるよう指示があったという。
運営会社によると、約3200人の乗客のうち、1000人がイタリア人、500人がドイツ人、160人がフランス人。同船はイタリア北東部のサボナを出発してシチリア島パレルモ、サルディーニャ島カリアリ、スペインのバルセロナやフランスのマルセイユなどに寄港する予定だった。