米国在住のニカラグア国籍の元夫(39)に無断で長女(9)を日本へ連れ去ったとして、兵庫県宝塚市の日本人女性(43)が米国で親権妨害などの罪に問われている事件で、米司法当局は日本時間24日、女性の身柄を釈放した。司法取引に基づき、23日に渡米した長女が元夫のもとに戻ったため。元夫の代理人が明らかにした。
関係者によると、女性は元夫や長女と米ウィスコンシン州で暮らしていたが、離婚訴訟中の2008年に長女を連れて帰国。訴訟では翌年、元夫に親権が認められた。このため、女性は今年4月に米国へ入国した際に逮捕され、同州の裁判で11月、司法取引に応じていた。
一方、国内では女性が親権変更を求めた家事審判の即時抗告審が大阪高裁で係属中で、女性の代理人は抗告を取り下げるかについては女性の釈放後に相談して決めるとしている。