福江島 Jul '23 : 堂崎教会 | 新・旅と酒の記憶

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教会3か所目は

 

奥浦にある

 

 

堂崎教会

 

 

1907年(明治40)建立
教会の保護者:日本二十六聖人殉教者

 

県指定有形文化財

 

天主堂内部は

堂崎天主堂キリシタン資料館として弾圧の歴史や資料が展示されています

 

入館料 : 大人 \300-

 

 

1868年(明治元年)の久賀島牢屋の窄殉教事件をきっかけに、奥浦地区でもキリシタンに対する拷問や捕縛、入牢などの迫害が行われた。

 

1873年(明治6年)フレノー師が来島し、禁教の高札撤去後、五島で初めてのクリスマスミサが堂崎の浜辺で捧げられた。

 

1877年(明治10年)には司祭が常駐するようになり、五島での本格的な司牧が開始された。

以後島内各地に小教区制度が整うまで、堂崎は五島キリシタン復活後の拠点としての重要な役割を果たすことになった。

 

1880年(明治13年)パリ外国宣教会マルマン師によって、堂崎に仮聖堂が建立された

 

後任のペリュー師によって建て替え工事がおこなわれ

1907年(明治40年)に現在の教会が完成 翌1908年(明治41年)に祝別された

 

1974年(昭和49年)4月9日、長崎県の文化財に指定

1977年(昭和52年)内部に堂崎天主堂キリシタン資料館が開設

 

この地は宣教再開と同時期に、宣教師の指導のもとにはじまった子部屋と、

その事業母体となった女部屋発祥の地でもあり、信仰に貫かれたもうひとつの歴史が刻まれている。