株式会社Mに勤めるAは上司の主任Yからのパワハラに襲われていた。
お偉方に相談するも不調に終わり会社に対しての忠誠心は既になく、
不信感とただ生活のためだけに働いた。
昼当番はYがすることが多かった。
昼休みから戻るとハンコ押しをするように言われた。
「お前、昼何やっとたんだ?」
と、喉元まで出かかったが飲み込んだ。
月末・月初は試算表や棚卸表を作成したりで忙しかった。
試算表をあるとき消費税を1ケタ間違えて打ち込んで提出してしまった。
しかしYも社長も素通りでハンコが押されて返ってきた。
所詮、数字のお遊びの仕事だと思った。
株式会社Mではなぜか始業時間より早く出社して掃除をする決まりになっていた。
段々会社にいる時間がもったいなく感じて資格取得の勉強をした。
スーツの胸ポケットに単語カードを入れて掃除してる振りして勉強。
トイレにいって戻るついでにまた単語カード、Yが外出すればまた単語カード。
帰宅してからはテキストを読み、問題集を解いた。
段々昼当番を任されるようになったので
こっそり問題集を持ち込んで解いた。
試験を受けた、合格した。
また1つ履歴書に書けることが増えた。