梅の実が熟してきたから梅雨入りも間近かも。
ツツジの花の季節になった。暑い!
清楚に咲く小さな花。名前は知らない。
もうアジサイが咲いている。夏かも!
ヘビイチゴ、口に入れたら美味しくない。
アザミなのか、何なのか。分からない。
菖蒲なのか、アイリスなのか、カキツバタなのか。名前知らない。
鴨が二羽泳いでた。つがいかどうかは分からない。
松阪市は昨夜からの雨で午後過ぎまで降り続いていました。その雨も今は止んで、ベルファームのイングリッシュガーデンに来ました。薔薇が見頃になりました。
満開を少し過ぎたところでしょうか。雨で空気は清められて花は深紅、葉っぱは深緑です。
ブロンズの少女も今日は楽しそうな表情をしています。真冬の彼女は寒々としていました。今は春を謳歌しているのでしょう。
この前に来たときは花もなく殺風景そのもの。今は、薔薇の香りが園を覆っています。
競って咲いているのは薔薇の花だけではありません。ここかしこにある野草も花をつけています。ミツバチも蜜を集めています。様々な花から採る蜜はどんな香りがするのでしょう。
植え込みの春の野草。植えた人のセンスの良さが光っています。
シャクナゲの季節は終盤を迎えています。それでも初春を惜しむかのように咲いています。
カタツムリ、昨日からの雨で元気を復活させたようです。雨の季節の主人公なのでしょう。
イングリッシュガーデンなので薔薇が咲いています。当たり前なのですが、この季節かもっとも似つかわしい時節。庭の主人公はやはり薔薇ですね。
ベルファームは伊勢自動車道松阪インターチェンジから車で5分です。無料でこの薔薇園が楽しめるのは魅力。その後は、市内で松阪肉を堪能するのもいいと思います。三井六右衛門高利など豪商の町です。市内なら松阪肉がお値打ちに食べられます。松阪肉というと高価なイメージですが、好き焼き肉が100gで650円程度です。高いのは切りがありませんけど。
三重県でカツ丼NO1のお店があるので、行ってきました。奈良県境に近い松阪市飯高町にあります。国道沿いなのですが、本当に小さなお店です。一面は山で囲まれ新緑が美しい季節です。営業時間は11:00~14:30と3時間半という短いもの。カツ丼と言えば、三重県か沢山あるので、よほど熾烈な戦いを制したお店かと思えば、「いらっしゃい」とどこにでもいらっしゃるおばさんでした。厨房にいるおじさんもこだわりを持ったお顔の持ち主ではなく、いたって普通。
出てきたカツ丼もごく普通。どこが三重県かNO1なのかは分かりません。ところが、食べたら衣はサクサクで、肉汁がたんまりでてきて、それは最高のお味です。上げ方は焦げ目が付く寸前まで上がっていて、香ばしさもあります。お味噌汁は地元のお味噌なのか、それとも自家製なのか?これで750円です。
家内がいただいたのは、卵とじうどんです。素うどんにネギと卵をふんわりかけた素朴なメニュー。素朴だから美味しくするのは至難の業でしょう。それを難無く仕上げてしまうのが不思議です。第一、卵とじうどんなんてメニューはちまたの食堂からは消えてしまいました。本当に美味しい素うどんを作れないと絶対に出せないメニューだからです。500円って昭和の時代のお値段かも。
唐揚げの単品を頼んだらてんこ盛りです。残す人が多いので、アルミホイルが置いてあります。開店時間から10分もたつと瞬く間にテーブルがお客さんでいっぱいになりました。
それもどんどんテイクアウトのお客さんもやって来ては、ニコニコしながらほかほかの弁当を持ち帰ります。どうりで3時間半でも生業が成り立つのでしょう。
三重県かNO1のお店、さぞかし老舗らしいたたずまいとこだわりのあるいかめしい店主と思えば、拍子抜けの気さくなお店でした。確かにお味は絶品です。750円でこのボリュームと値段なら、間違いなくナンバーワンです。
松阪市にある竹林の道に来ました。書いて字の通りの竹林がずっと続いている小径です。春風に竹がゆらいで木漏れ日の影がどんどん変わりゆきます。
竹林を出た所に美濃田大仏があります。阿弥陀如来で江戸時代の作。こんな地方に大仏が建立されるのは稀だとか。
今日の目的地はベルファームのインクリッシュガーデンの薔薇園なのですが、ほとんど咲いていません。あと二週間ほどかかりそうです。
薔薇とは別に草花が綺麗でした。この紫色、なんと表現したらいいのか。美しい紫をしています。
カンパネルラでしょうか。風鈴草。薔薇は見えなくても草花は盛大に咲いています。
5月のまぶしい青空の下に赤く咲いているのはシャクナゲです。室生寺にもこんな風に咲いているのでしょうか。古い仏達に囲まれた境内を歩いてみたいです。それとも、大台ヶ原はシャクナゲのトンネルができているでしょうか。
豊穣の女神が住むヒマラヤのアンナプルナ。山麓の村にこんな伝説があります。ある日、シャクナゲがハンノキに恋をしました。ハンノキは想いを抑えることができなく、ハンノキの父親に結婚に許してもらえるよう頼みに行きました。父親は、「お前のように枝や幹が折れ曲がった奴に、娘の結婚は許さない。」と激怒しました。シャクナゲは悲しい顔をして、「私の本当の姿を見たいなら、春、アンナプルナ山麓に来てください。」と言い残し去って行きました。ハンノキの父親がシャクナゲ林を訪れると、一面に濃い桃色の花びらが咲きそろい、その美しさに娘の求婚を断ったことを悔いたと言います。
五月晴れの青さと新緑の葉っぱのシャクナゲ、濃いピンク色の花びらはこの時節らしい色を奏でています。シャクナゲの花は完結できなかった愛を今更ながらに伝えているのでしょうか。
ということで、子どもの日なのでベルファーム、随分人が多くて機関車に乗った子ども達の歓声、フリーマーケットのにぎわい。見事、薔薇を撮影することは空振りに終わりました。
目的は達せられなかったので、近くにあるウナギの松本でうな丼を頂きました。これで1750円。少し高いのですが、肝吸もついていてなかなかのお得感はあります。もともと自前で養殖をしていた業者なので、お味は最高です。終わり良ければ、すべてよしとしておきます。