昨日からの雨は過ぎ去ったようです。その代わりに西風が吹き始めました。するとどんどん寒暖計の目盛りは下がっていきます。瞬く間に10℃も。
地蔵坂の白梅はこの雨でどうなったのでしょう。一輪も落ちること無く咲いています。老樹なので花は小ぶりです。その分、風には強いのでしょう。
よくもこんな強風でしっかり枝について咲いているものです。
棚田の高垣の下に咲く水仙の花。ここは風を避けてふんわり咲いています。雨で水をたっぷり吸えるようになって元気そのもの。
棚田の畦道のホトケノザは冷たい西風に晒されてカメラの焦点があいません。それでも風が凪いだ一瞬を切り取ると美しい姿が浮かび上がりました。
花びらが産毛に包まれているのは、どんな進化の過程があったのでしょう。やはり寒さから花を守る者なのか、それとも昆虫を引き寄せる仕掛けなのでしょうか。柱頭には昨日の雨粒が半透明の花びらから見えています。