木枯らしが吹くと辺り一面は冬の装い | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 大陸生まれの冷たい北西風が吹くと辺り一面は冬模様になります。春から夏にかけては真緑に覆われる山田は冬支度。今日は小春日和となったので、外に出てみました。

 

 秋の林を覆っていたヒメシオンの花は美しいとはお世辞にも言えません。花びらはどんどん枯れていき、その代わりに種をつけ始めました。それでも枯れたような種の中に次の命が宿っていて、これも季節の移ろいを示しているのでしょう。

 

 小春日和にはやはり菊の花がよく似合います。黄色の群落はやはり去年も黄色でした。当たり前なのですが、自分には不思議にも思えます。

 

 色は違えどやはり菊です。小春日和の日差しは優しく菊の花を照らします。

 

 銀色の穂を着けたススキの花。夕日が差せば黄金色になります。かってここはススキの原でした。夕日が差すと黄金。そんなことはない。人は誇張して黄金に光ると言っているだけ。実際に夕日が差すと黄金色に光ります。

 

 小さな花。5ミリくらいでしょうか。アゲラタムの花です。花言葉は信頼。薄紫の花びらを見ていると確かに信頼にふさわしい風格をしています。夕日は早々と西の峰に傾き、ここはもう影になっています。