雨が上がったばかりの田畑はどうなってるだろう? | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 昨日は一日中雨。やっと今朝、雨が上がりました。

 

 

 なすびの濃い紫の花。なすびの色をしています。雨にしっとり濡れているから、いつもより色が濃い。

 

 昼顔なのに朝から咲いています。

 

 カタバミの花は折りたたみ傘のようにしまっていて、カタバミだとは分かりません。

 

 シシトウガラシが実りました。これから夏野菜の季節です。

 

 小松菜の葉っぱの上に虫を狙っているアマガエルさん。大きな目をこらして獲物を狙っています。

 

 ベゴニアの花の先端には雨粒が宿っています。こんな小さな水滴の中に広い世界を逆さに映しました。

 

 モンシロチョウが産んだ卵が孵化して青虫になりました。いっぱい小松菜を食べて、体も小松菜の緑色になりました。このあと、圧殺しました。そんな殺生な! それでも農家の人はそうします。そうしなければ、葉っぱは穴だらけになるし、昆虫が持っている病気で作物が枯れることがあります。しかも青虫のウンコは大腸菌で汚染されます。

 

 私たちは命をいただいて生きています。だれかが汚れ役にならなければ、美味しい食材は食卓に上りません。私たちが美味しいと食べているものは、口に入る食物も含めて、多くの昆虫や雑草の犠牲によって成り立っています。作物を作ることは、他の生き物を殺していることなのです。だから、「いただきます」という言葉は、本当に命をいただいてきますという犠牲になった生き物への感謝の言葉に他なりません。