ここは紀伊半島の中央三重県津市美杉にある山奥深い小さな集落。映画「神去なあな村」の舞台になりました。ここに魚末あまごセンターがあります。アマゴ養殖では名の知れたお店です。先ず出てきたのがアマゴの南蛮漬けが2尾、そして燻製です。桜の香りがします。タケノコは美杉の名物。春にドライブをしていると小学生が背丈ほどのタケノコを持って歩いているのは、昭和の風景です。
次に出てきたのは甘露煮です。定番中の定番。一品料理だと290円って目を見張りました。どう見ても500円はしそうなお皿です。
3番手は塩焼き。先ほどまで生け簀で泳いでいました。おばさんが網ですくっていました。普通のアマゴ定食ならご飯とお味噌汁が出て終わりです。
ええっ! まだあるの? アマゴ味噌の焼き物です。お味噌はアマゴのお出汁が利いていて美味しいです。
これって唐揚げでしょうか。アマゴも唐揚げになるのかと思ってしまいます。もちろん香ばしくって美味しいのは言うまでもありません。
これは揚げ煮。唐揚げにしてまた煮ています。
造りです。アマゴってお刺身でも食べれるのか。それが美味しいんです。
生魚をたべたら次はたたきです。カツオのたたきなら分かるけど、あまごのたたきって初めてです。生サーモンみたい。
最後の締めは姿造り。花火大会ならばクライマックスの三尺玉のような存在。美味しさが連続して起こります。
すべては養殖センターで生まれた物。予約をしていった方がいいと思います。部屋からは眼下に川が流れていて天然のアマゴも住んでいそうです。生け簀は五つほどあり、大小のアマゴがすいすい泳いでいます。残暑厳しく蝉の声が聞こえています。