今日もお疲れ様でした。今、午後10時近くですが土星が南の空に輝いています。木星ほどではありませんが、結構明るいです。撮れたての土星の画像です。今夜は湿っているのでシーイングは今一歩です。それにしても天の川が豪華です。
天文ソフトステラナビゲーターで描いてみました。中央に土星を入れました。水瓶座の中にいるようです。
この土星、146の衛星があり、そのうち63個に名前がつけられています。一番大きいのはタイタンで、大気があります。太陽系の衛星では二番目に大きく、水星よりも大きいです。
ちょっと太陽系まで出てみました。ここから見ると地球は太陽に結構近いですね。お隣の火星の外には小惑星帯があります。ここでは雲のように見えます。その外は木星、そして、今夜の土星。太陽系を上からリアルタイムで見ています。このソフトは国立天文台の四次元宇宙ビューアーというフリーソフトで描きました。
衛星の1つエンケラドスには間欠泉があり、地表は厚い氷で覆われていますが、その下には海があり土星から重力でエンケラドスが伸び縮みするので間欠泉が吹き出ていることが探査機が発見しました。ひょっとしたら生命が生まれているかも知れません。
土星の大気にメタンがあることが分かっています。土星は太陽から遠いのでメタンの雨が降ります。メタンは水素が抜けて途中で炭素だけになります。その雨が土星の中心まで降ると、そこは何と1000万気圧の世界。炭素の雨はダイヤモンドの雨に変わります。土星の中心には液体のダイヤモンドが流れています。ダイヤモンドがわんさか。と言っても地球から取りに行ったら1000万気圧なので人間の体も炭素でできているので、一瞬にしてダイヤモンドに変わります。ダイヤモンドを取りに行ったのに、自分がダイヤモンドになってしまうかも。
昼下がりの夫婦げんか タイタン星人の場合