台風14号は三重県松阪市を通過中。紀伊半島中部を流れる櫛田川は増水してこのとおり。
香肌峡の谷々に降った雨を川に集めて、波頭を3つも立てて怒っているかのように濁流が通り過ぎていきます。
棚田に行ってみると雨が上がって田んぼは水浸し。台風の中心から離れてないのにもう台風一過の晴れ間が出ています。
棚田の土手には彼岸花が五輪咲いています。
その下には露草の群落があります。露草はやはり露に濡れているのが綺麗です。
松阪市には避難指示が出ていました。でも、今は解除されて一安心。郵便受けに避難したアマガエルさん。もう大丈夫なのに居心地がいいのか、避難を続けています。
この台風、進行方向の東側に前線を伴っており、来る前から大雨を降らせました。中心の中では晴れて風は静穏。通過すると風向きが変わって晴れてきました。これならお洗濯も干せそう。
ついでに雨天続きで湿ったお布団も干しました。いつの間にか雨が降り出して、お布団はびしょ濡れ。ついてない! 一時の疑似晴天は台風の中心が通ったからなのか?
やがて、風向きが北西に変わり、秋風が吹き始めました。夜が明けるまでは豪雨と暴風、夜が明ければ静かな晴天、昼下がりにはにわか雨から秋晴れへと。何とめまぐるしく変わる1日なのでしょうか。
カエルさんが郵便ポストに避難し続けたのは、今から台風の中心がやってくることを知っていたからなのでしょう。人間だけがその場の天気で判断して右往左往。